顕微鏡バー/秋の夜長編
10月13日(土)
午後5時からの理科室カフェはモバイル顕微鏡ワークショップです。
いつものように、微生物やクラゲポリプ、グリーンヒドラ、モルフォ蝶の翅、鉱物、永久プレパラートをご用意して、顕微鏡観察と撮影を行います。
また、今回は特別なメダカの受精卵をご用意します(産卵のタイミングによって状態が変わります)。
受精卵の中で孵化前の稚魚がくるくる動く様子や体内を流れる血流などまで観察&撮影ができます。
もちろんモバイルなので動画撮影もできます。
尊敬する古代生物研究者でありウミホタルの研究者だった 阿部勝巳先生の著書『ワイングラスかたむけ顕微鏡』へのオマージュで、当日はアルコールやおつまみメニューもご用意し、お酒を飲みながら観察するサンプルの雑学の話などをしながら、ミクロの世界をお楽しみください。
なお、7時より常連のお客様やスタッフ、関係者による飲み会となりますが、席があればそのまま飲み続けていただけます(笑)
のんでいるうちにメダカも孵化するかもしれません。
時間
5時から6時半
参加費用
¥1080+ドリンク代
希望者にはメダカの受精卵を差し上げます。小さなタッパに入れてお渡しするので、飼育容器を先にご用意ください。
また、ボルボックスなどの他の生体でもかまいません。
お好きなものを1種類お持ち帰りいただけます。
(ミカヅキモはイカダモとクンショウモが混入しています。またミジンコは数種類の種類が混ざっています)
>> ご予約はこちら
もちろん、お酒ではなく、ソーダでも珈琲でも。
L-eye フィールドにて身近なものを観察&撮影します。
L-eye ルーペにて微細鉱物結晶を観察&撮影します。
L-eye スクールにてミジンコなどを観察&撮影します。
L-eye エレガンスにてクマムシ、ボルボックス、ゾウリムシ、ミドリムシ、ミカヅキモ、クンショウモ、イカダモ、ピロキスティス・・・・・などなどを観察&撮影します。
さらに蛍光顕微鏡でボルボックスやミカヅキモなどの蛍光を観察&撮影します。
銀色メダカの受精卵を取り寄せて発生の観察をします。
メダカの種類は星河メダカというラメメダカです。
まずはエレガンス×スマホカメラ倍率1.0
少しづつスマホカメラの倍率をあげていくとこんな感じです。
ピントはステージの回転で合わせることができます。
今回はピントいまいちですが・・・・・
クンショウモがかっこいいです。
小さな四角っぽいのもがイカダモです。
ミドリムシ。
ユーグレナというほうが最近はわかりやすいのかもしれません。
ピントが合っていないというより、素早いのです。
ミドリムシは葉緑体を持つ、「藻」でもあり、鞭毛を持って動き回ります。
植物とも動物ともいえる生物です。
ユーグレナ植物門
ユーグレナ藻綱
ユーグレナ目
ミドリムシ属
Euglena は eu(美しい)+ glena(眼点)
モバイル顕微鏡では動画撮影ができるので、楽しいです!
娘細胞を放出したボルボックス。
この時、飛び出した娘細胞はしばらく親細胞の近くでくるくる回っていました(観察のために濃縮しているので動きづらかったという可能性もあります)。
その後、再び娘細胞を放出したボルボックスは死んでしまいました。
当日観察した生体はお分けできます。
参加費用にはメダカ受精卵の価格が含まれますが、他の生体と交換も可能です。