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図鑑では、「蛍石の劈開は完全である」と書いてあります。しかし、すべての蛍石を八面体に割ることができるということではありません。

逆に、八面体に割り出すことができる蛍石はあまり多くはないのです。

産地で言えば、中国産、アメリカイリノイ州産、アメリカニューメキシコ州ビンガム産が八面体劈開割りに適しています。

その他の産地のものも八面体割りができるものもありますが、流通量が少なかったり、割るにはもったいない価格であったりします。

イギリスのロジャリー(ダイアナマリア)鉱山のものは、結晶の構造がハニカムなのでごくごく小さな八面体でないとうまく割ることはできません。

アルゼンチン産の縞々蛍石を八面体に割ることはほとんど不可能です。

 

今まで、カフェのワークショップでは、イリノイ州産のチップか、湖南省産の蛍石を割って劈開面を出したものを利用していました。

しかし、サテライトカフェ(リモート)での次回の八面体劈開割りワークショップでは、基本的にお持ちの塊を使って割ってみようというものです。

いろいろな塊、あるいはすでに八面体になっているものの、整形などを行っていきます。

 

蛍石八面体割り/きらら舎

【ご用意していただくもの】

  • ニッパー
  • 防御袋(大き目な透明なしっかりしたビニール袋)
  • 割る蛍石
  • たがねとカッターマットとハンマー(任意)

 

【サテライトカフェお申込み】

>>2021年9月4日(土) 2:00~3:00

 

参加の仕方や詳細は申し込みページをご参照ください。

参加用のURLやID、パスワードは9月1日より送信します。

サテライトカフェフリーのページには9月1日にアップします。

Categories: きらら舎 Schole

About the Author

かよこ さとう ()

Website: https://kirara-sha.com/

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