河川採集日記 #01

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都内某所の川へクラゲ採集にでかけた。

前日のみぞれ&雨のせいで水はだいぶ濁っていた。

それでも今日は朝から天気がよく、気温は集合時刻の午前10時半で9℃とクラゲ採集日和である。

 

川の内部壁面にはたくさんのフジツボが付着していた。

汽水エリアなのだろうか。水をちょっと舐めてみたら結構塩の味がした(よい子は真似しないでね)。

光る白い点がたくさん浮遊していたので、採集してきたが、生物ではなかったようだ。

モヤモヤした半透明の有機物がたくさん採れたが、これは壁面を埋め尽くしているフジツボの脱皮殻のようだ。

 

 

ボロボロのクシクラゲ類のクラゲとカミクラゲがいた。

 

 

クシクラゲ類のクラゲはよれよれで、クラゲの種類を同定することはできなかった。

クシクラゲ類/きらら舎

クシクラゲ類/きらら舎

下の写真では左にわずかに虹色の部分が見えるかと思う。

これが櫛板列である。光のあたる角度を変えてみると虹色に輝いていた。

 

 

カミクラゲ/きらら舎

カミクラゲ。
細い触手が髪の毛のようなので、こんな名前。

 

 

カミクラゲ/きらら舎

触手は傘の縁にまんべんなくついているのではなく。数本がまとまっていて、その付け根に眼点が複数ある。

上の写真でへの字に赤い粒が見えるが、これが眼点。

への字の下から数本の束になった触手が出ている。

真ん中の細い管は口。

先(下)はよく動いて、また縮んだりもする。

 

内側の傘みたいな部分は4本の放射管から毛細血管状に分岐した細い水管。

まだ傘の大きさは2cm程度と小さく成熟していないので、コイル状の生殖腺は見られない。

比重は1.012(15‰)。

お台場は9月が1.015、12月が1.010だったので、川なのにたいして変わりはないようだ。

 

Categories: 2020年