きらら舎は興味の対象となったものを集めたり作ったりして売っているネットのお店です。

子どもの頃に読んだ小説や誰かから聞いた話が頭の中で熟成されて、たくさんの夢を孕んだ空想となりました。

そこへ商品という現実がごちゃ混ぜになって、きらら舎は出来上がっています。

さらなるコンセプトはきらら舎二号館にも書いていますので、お時間があったらのぞいてみてください。

カフェさや

その世界観を具現化するため、ほぼ毎週土曜日にだけカフェ(cafeSAYA)をオープンしています。

最近ではカオス化に拍車がかかり、ヴンダーカンマーの色合いが濃厚となってきておりまが・・・・・

きらら舎 & cafeSAYA は若い方でもお小遣いで贖えることを考え、特にカフェでは、たとえば海外から到着したての鉱物箱はそのまま開けて展示し、ラベルは購入された方が自分で作る(白紙のラベルカードを差し上げております)というようなスタイルが多く、来店された方が、自由に店内で撮影を楽しんだり、好きなモノを作ったりという気軽な営業です。

最終予約時間帯では「理科室カフェ」として理科実験のようなワークショップを開催しています。

きらら舎はほぼ一人で切り盛りしています。

鉱物はミネラルショーで出会ったり、紹介していただいたりして知り合った海外の業者さんから拙い英語のメールを駆使して仕入れています。

そしてツーソンショーやデンバーショーなどの仕入れは取引のある日本の業者さんを介しています。

その他のアイテムも作ったりセットしたりして、どこかでは売っていないものを用意しています。

きらら舎の原点は多分、わたしが小学生だった時代に空き地にいたインチキおぢさんなのです。

昭和40年代はおおらかな時代で、学校に球根を売りにくる業者や、校門の外でひよこを売るおじさんなどがいました。

さらには空き地に時々やってくる、大きな鞄を抱えたおぢさんはさらに怪しく、

消えるインクや雲が見える円盤、魔法のマッチ箱など、とても魅力的なものを売っていました。

下校時におぢさんをみかけたら、大急ぎで家に帰ってランドセルを放り投げ、この日のために貯めていたお小遣いを握りしめて空き地へ走ったものです。

そして、今わたしが売っているものこそが、空き地のおぢさんが手作りしていたようなアイテムなのです。

ちょっと不思議で、
ちょっと懐かしい・・・・・

そんなモノを売っています。