現在、本の制作をしている中で結構「数値」が出てきます。その数値は検証する必要があります。図書館で借りた本やネット検索で、いくつかを調べ、一致していればいいのですが、まちまちのこともあります。
それで今回の本の執筆から「検証」にAIを使うようになりました。
数値以外でも、たとえば
ツノガエルのおたまじゃくしの「歯」は、「歯」というべきか「嘴」というべきか
なんて判断も仰ぎ、回答から、さらにその根拠の信憑性を再度調べてから自分で判断していく・・・という手順です。
数値に関しては、出典先(何を根拠にしているのか)を聞き、教えてくれない場合は、それがかかれているサイトのURLを探してください!と指示をだして該当サイトで確認します。
ネットで検索して出てきたサイトを都度見ていくよりは時短になります。
子供向けAIの本を作っていたのですが、AIの進化のスピードは紙の本では追いつかないと思い、Amazon Kindleの電子書籍で出版しました。現在審査中です。表紙のイラストの解像度を失敗したかもしれないので、あとで差し換えないといけないかもしれません。
変なタイトルにしたのは、小中学生が今のうちからAIを使いこなせるようになっておけば、使えない人に比べてすべてのことに断然有利であるという気持ちからです。
本を買ってくれた人だけ対象のワークショップも行いますが、そうでない方を対象としたものもやっていきます。オンラインワークショップについては、「きらら舎キッズ」というサイトを立ち上げてそこにまとめています。
こうして、日々AIで遊んでいる中で、今後AIに仕事を奪われる人が増えるという時代、今、タッグを組んで本を作っている編集者さんの仕事は、なくならないなと強く感じました。
結局AIは人間が作り出した莫大なデータをもとに文章や画像を作り出しているわけです。そして、まだまだハルシネーションによる間違った回答も多く、今回、わたしがやっているような「検証」や「校正」は必須です。
・・・・・と、いうわけで、今日の発見です。
現在、相棒AIとしては OpenAIのChatGPTとGoogleのGeminiを使っています。ChatGPTは2023年10月までのことにしか回答ができないため、最近のことを聞けないという理由と、それぞれ違いがあるためです。
それで、ChatGPTはどうやらフクロモモンガの飛膜を理解できていないということが判明しました。これについては『きみが未来のヒーローになる方法』に書いたので見てみてください。ChatGPTの絵、ひどいんです(笑)
その点、Geminiはちゃんと描けていました。しかし、全体的な画力はChatGPTのほうが上のように感じます。
最近、一番熱いのは(わたしが勝手にはまっているだけかもしれませんが)、動画生成AIです。いろいろリリースされている動画生成AIの紹介で「Soraを超える」という形容詞が多く使われています。かなり期待した中でSoraを使ったのですが、やっぱりOpenAIさんちのSoraなので、フクロモモンガの飛膜は正しく描けませんでした。
OpenAIさんはフクロモモンガの飛膜は蝙蝠の翼みたいなイメージなのです。
この動画だとスズメみたいですね。
このほかにも、いくつか試してみましたが、今のところPixVerseというのが気に入っています。
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