ミニチュア試験管入標本/紅亜鉛鉱

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以前。鉱石ラジオを作っていた(正確にはKentStudioに作ってもらっていた)時期があり、検波(復調)のための鉱物を模索している時に、紅亜鉛鉱でもできると知りました。

黄鉄鉱、方鉛鉱などの金属鉱物が一般的な中、透明でカラフルな紅亜鉛鉱でも検波できるなんて素晴らしい!!・・・・・と思ったのですが、なかなか見つけることができませんでした。

理由は、現在、きらら舎で販売している銅樹と同様、鉱物じゃなかったためです。

つまり、工場の煙突に結晶したもの。紅亜鉛鉱は亜鉛精錬工場の煙突にできます。

これはポーランドの Olawaの工場で採れたものです。

天然のものは蛍光鉱物の宝庫で有名なニュージャージー州のフランクリン鉱山とその周辺で採れますが、流通しているきれいな結晶は亜鉛工場の煙突のもの。

何年かに一度に煙突を取り換えるとか、掃除するかで採れたものです。

最近では、コストがかかるので、結晶ができないような対策が講じられているそうなので、今後は入手できなくなるんだろうなあと思います。

 

紅亜鉛鉱/きらら舎

 

紅亜鉛鉱/きらら舎

紅亜鉛鉱/きらら舎

紅亜鉛鉱/きらら舎

 

 

紅亜鉛鉱/きらら舎

ブラックライトで蛍光します。

 

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