昨日、アオサが届きました。
おまけになにか袋がもう一つ入っていました。
中の水は赤っぽく濁っていて、一瞬やべ~~~という感じ。先にそっちをあけたら、どうやらウニが1つ入っていて、Giftのようでした。
ウニが死んじゃっているのか、一緒に入っているヨコエビが死んで水質悪化させているのか。
海藻に包まれているウニはまだ生きているようだったので、慌てて濁った水を半分捨て、ウニを取り出し、水槽に入れました。
水合わせなどしている余裕はないという判断です。
・・・・・で、濁った水の中を調べるために大きなビーカーに残りの水を入れ、アオサをウニたちにやった後、ビーカーをみました。
え???
そうです。1つだけ入っていたウニが放卵していたのでした。
それにしても半分以上は捨て、袋の中にも沈殿して残っていた卵は捨ててしまったというのに、1匹のウニの放出量としてはすごいです。
アオサを送ってくださった採集者さんのところ。ここではサンショウウニ、コシダカウニ、バフンウニ、ムラサキウニが採れます。
一瞬みただけで水槽にいれちゃったんだけど、ムラサキでもコシダカでもサンショウでもなかったはず・・・・・
そこで、屋上実験室に卵を持ってあがり、もっていたバフンウニの精子を媒性してみました。
一向に受精する気配はありません。
それで、水槽に戻り、投入したウニを確認しました。サンショウウニならば水槽にたくさんいて、すべてオスであることがわかっています。
しかし・・・
コシダカのようなバイカラー。
しかし、コシダカではありません。(同じ海域にいて)種類が違うなら、そりゃ、受精しないよね・・・・・・ってことで、こいつは誰だろう。
もしかしたらケマリウニかもしれません。
これしかいなかったらしいのですが、海の環境が変わって採れなくなった生物もあれば、こうしてお初なものも現れるんですね。
しかし、大量の卵はもったいなかった・・・・・
とはいえ、バフンウニのプルテウスが大量にいるので、これ以上増やしても困るんだけど。
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