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きらら舎屋上実験室の庭には薬草・香草が多いです。
しかし、地上に比べて過酷な環境のため、栽培できる品種は限られます。種から植えた樹木は生まれた時からこの環境のせいか、適応力があるように思えます。
屋上の薬草のなかで、今日はカンゾウの紹介。
漢方薬でよく使われる甘草は、マメ科の全く異なる植物です。これもまた別の機会に紹介します。
実験室の庭にはヤブカンゾウ(藪萱草)とノカンゾウ(野萱草)がそれぞれ2鉢づつあります。
どちらも派手な花を咲かせます。
ヤブカンゾウは花びらが重なり合って咲く八重咲きの花で、ノカンゾウは花びらが重なり合わずに咲く一重咲きの花です。
ヤブとついているのに、ヤブカンゾウは日当たりの良い生育環境を好みます。一方ノカンゾウはやや陰になるような湿ったところを好みます。
薬草なので効用があります。
カンゾウには利尿作用・解熱作用、むくみや不眠・うつ症状を改善する効能があるとされています。
生薬名は「萱草根(かんぞうこん)」
漢方では利尿、涼血、消炎、止血薬として、膀胱炎や不眠症に用いられています。
開花直前の花蕾を乾燥したものは「金針菜(きんしんさい)」で、消炎、止血薬として血尿、痔などに用いられています。
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ミニチュア試験管入標本/ハイアライトオパール
ルースを作っている業者さんから、原石を仕入れました。
ラベルはルースに合わせて英名です。一般的な和名では玉滴石。
現在販売しているものと産地も同じなのでカートは同じにしました。
オプションで #02 を選択してください。
#01 のほうは母岩からはずした(母岩が付いているものもアリ)ものです。
玉滴という形状がわかるのは #01 のほうですが、今回のものはレアなのだそうです。
蛍光色もビタミンイエローの #01 より少し青みがかっていてきれいです。
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