先日のカフェのセールで販売した中国産の蛍石球。
倉庫のアクリル什器処分に伴って、古い在庫を放出しました。
思い返せば20世紀のものになります。
中国産の緑系蛍石の色と蛍光を説明するのによいサンプルだったので、保管していたものです。
A
概して、淡い緑色は蛍光が美しいです。
B
LED蛍光下
自然光
緑色が濃いと蛍光が弱い場合がありますが、これは蛍光しています。
濃いといってもこのくらいは蛍光するんです。
C
蛍光の強弱は、ブラックライトを当ててる側がもちろん強く蛍光し、クラックでライトが当たりづらい部分がくっきり弱い蛍光色になっているもので、この場合、右からあてれば右側もきれいに蛍光します。
左からのライトで右も影になっているにも関わらず蛍光していることで判断します。
これは少し紫がかっている部分があり、通常紫色の中国産蛍石は蛍光しないものが多いのですが、これは蛍光しました。
紫色ではなく「がかっている」ってところがポイントです。
D
このくらい緑が濃くても蛍光しました。
クラック部分がかなりギラリと光っているので、天気の良い時に自然光下で見たらクラック部分に虹が見えるかもしれませんね(やってみていないのでわかりませんが)。
E
同じように見える濃い緑でも、これは青みがかった緑なので、蛍光はほぼしません。
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