カフェで行う、蛍石の八面体劈開割り。
八面体に割りやすいものは、なんといってもイリノイ州産の蛍石。ついでビンガム産。同じくらい南アフリカ産のエメラルドグリーンのものも割りやすいです。
しかし、最近ではもうチップの入手は困難です。
そこで大きな八面体から小さな八面体を作ります。
大きな八面体というのは小さなものよりも、きれいじゃないものが多いのです。理由は簡単。いくら劈開が素直だといっても、長い距離真っすぐというものが少ないからです。
しかし短い距離なら真っすぐな部分があります。そこを利用すればいいので、小さな八面体は比較的作りやすいのです。
本日アップする八面体を1つ、途中まで割ってみます。
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どこかの面に平行になるように割ります。
半分にするのもいいのですが、クラックに合わせたり、大きなものと小さなものが作れるように、1:2くらいの位置で割るのもよいです。
こうして割ったものは、角がすでに八面体の頂点の1つとなっています。多少、整形が必要な場合もありますが。
ニッパーが錆びてて失礼します( ̄▽ ̄;)
チップの厚さと同じくらいの幅で、辺と平行に割ります。
そして、すでにある頂点を生かして八面体を作ります(上の写真では右下)。
ここまでの状態で、続きをやってみてください。
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