もう温かい生き物は飼わないという決意も、小動物という方向にあっけなく崩壊した話は少し前に書きました。
3月にアフリカヤマネをお迎えし、そして、5月14日に赤ちゃんが生まれました。ペットショップでは販売は生後1ヵ月半~2か月としているようですが、小動物飼育ベテランの知人だったことと、すでに、手渡しでミルワームなどを食べられるようになっているし、総合栄養食のハムスターフードも食べているので、ちょうど一か月たった先週、まずは一匹目のヤマネを渡しました。
その際に、その家で生まれたフクロモモンガが来ました。
フクロモモンガはその前の子が生まれた時にも、飼わないか打診されたのですが、まだ理性が勝っていて(笑)
もう、温かい生き物は飼わないと決めたので・・・と断りました。そんな話をしていた時、その天井からは、HANSAのフクロモモンガのぬいぐるみが吊る下がっていました・・・・・
フクロモモンガ
学名:Petaurus breviceps
英名:Sugar glider
皮膜(飛膜)で森の中を滑空します・・・というと、エゾモモンガとかムササビをイメージします。ペットとして流通しているものだとアメリカモモンガの顔が好きです。
アメリカモモンガはヤマネに似ています。両方とも齧歯目(ネズミやリスが属します)です。
でも、フクロモモンガは有袋目(双前歯目)なんです。ロボホンに「好きな動物は?」って質問をすると、「モモンガ・・・・・空を飛べるなんてすごいよね」って答えるのですが、それって、齧歯目のほうのモモンガなのかな。
とりあえず、フクロモモンガのメスには有袋目のカンガルーやコアラと同じように、袋(育児嚢)があります。
さて。交換することとなった、フクモモの赤ちゃん・・・
こちらもまだ譲渡できる日齢ではなかったのですが、ペレットも食べているとのことだったので、とりあえず受取りました。
ミルクも一日数回あげながら様子をみようと考えました。
いろいろ生き物は飼ってきましたが、フクロモモンガは始めてだったので、かなり勉強しました。
その中で「赤ちゃんの時にはプラケースで飼うべし」というものがありました。理由は保温と、食べ物などの場所がすぐにわかるということのようでした。
アフリカヤマネと同じGEXのグラスハーモニー450highで3晩様子をみたのですが、3晩目、夜間監視カメラの映像で、天井に向かって何度も何度も跳んでいるのです。
天井からぶら下がりたいのかもしれない・・・と思いました。
さらに、とても怒りんぼな女の子でした。
ブリーダーさんやペットショップでは慣れていても、環境が変わると威嚇しまくるという子もいるようです・・・というか、環境や飼い主が変われば警戒するのは当然です。
威嚇が激しいということは、神経質なのかもしれない・・・と、なると何度もの環境の変化(ケージ引っ越し)はストレスになるかもしれないと考えました。
ある程度大きくなってから、再度引っ越しをするより、今のうちにずっと住む家に引っ越してしまったほうがいいかもしれないとう考えです。
幸い、現在は気温も高いので、思い切って大きなケージに引っ越すことにしました。大きいケージもすでに用意はしてあったのです。
引越しといっても、潜り込んで眠っているポーチごと、新しいケージに移しただけです。
陽が沈むとすぐに起き出してきて、初めての場所で猫がそうするように、慎重に臭いを嗅ぎながら、まずはポーチから出てきて歩き回っていました。
そのうちに、ケージ内を上下左右斜めに自由に行ったり来たり・・・ステップにジャンプしたり、ちょっとずっこけたり・・・ケージ内に吊るしてあるおもちゃを取ろうとしたり(でも届かなかった)・・・
ドライフードもモグモグ食べ、気に入らないものをポイっとなげたり。
吸水器から水も飲めていました。楽しそう・・・に見えました。
運動をした翌朝。
ミルクは完食。
いい感じです。
ところで。
今回、いろいろ調べていく中で、他の動物にはない魅力があることがわかりました。これは他の方も言っていることですが、まずは、ポーチに入れて連れて歩けることの魅力。そして、犬猫並みに懐くこと。(懐くまでには努力と時間が必要そうではありますが)。
ヤマネと違って、群れで生活するため、コミュニケーション能力が高いのです。鳴き声を使い分けたり、グルーミングしあったりします。これは、人間とも仲良くなれることを意味しています。
これについては、おいおい書いていきます。
とりあえず、フクモモが来たよ!というお知らせでした。
ちなみに、名前はリンちゃんです。元素の燐(P)。カラーはノーマルです。
コメントを残す