微小貝とは、成熟しても数ミリという小さな貝のことです。
海洋生物学では採集で使うふるいのメッシュサイズの規格に基づいて、1mm以上をマクロベントス、1mm以下をメイオベントスと呼び分けているそうです。
しかし、分類学者でも貝類研究者でもなく、ただ、ちっこい物好きの視点にて、微小貝&稚貝探しのご提案です。
砂は水道水でよく洗って、2カップ(200mlビーカーで2杯)お届けします。十分に乾燥はできていないままのお届けとなる場合もあります。
そのまま、微小貝探しを始めてもかまいませんし、粒子を分けてもよいです。
粒子を分ける場合は、排水溝用のネットに1カップほど入れてフルイの代わりにします。
バットをセットしていますので、その上で粒子分けしてみてください。
排水溝用ネットは水色のものとストッキングタイプのもので、目の粗さが異なります。その他、洗濯ネットやざるなどでも粒子分けができます。
【セット内容】
・ 砂 2カップ
・ ピンセット(2タイプから選べます)
・バット
・4cmシャーレ
ストレートタイプピンセット
先が曲がっているピンセット
脆い貝が割れにくい、ちょっと先が丸いピンセット。
水色の排水溝用ネットで粒子分けしました。
細かいほう
粗いほう
最初は粒が大きなものから始めるとよいです。
砂を適量、左に寄せておき(右利きの場合)
そこから少しづつ右に寄せていきながら探します。
虫メガネなどを用意するとなおよいです。
小さな巻貝3つ発見!
二枚貝や片貝より巻貝のほうが探しやすいです。
全部の砂が右に寄ったら、バットを回転させて、再度!
一度目より二度目のほうが「微小貝目」が養われているので、見つけやすくなっていることに気づくでしょう。
真剣になり過ぎるとドライアイになりますのでご注意ください(笑)
完成したものは、虫ピンの先に接着したり、スライドグラスにマニキュアで接着したり、小さな標本箱を作ったり、ただ、小壜に入れたり・・・・・
クラフト用の材料も追ってアップしますので、まずは微小貝を探して、シャーレに集めておいてください♪
まだ濡れてますが、もしかしたら濡れていたほうが探しやすいのかも。
サイズ的には2~4mmくらいです。
少しの時間でこのくらい探し出すことができました。
細かいほうは、モバイル顕微鏡を使って探してみてください。
スライドグラスにマニキュアのトップコートで接着してみました。
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