日本海のミズクラゲの抱卵個体を購入しました(経緯などは「夏のミズクラゲ 1 」をご覧ください)。
プラヌラからポリプに変態する際には、まず四角くなって角から4本の触手ができ、その間から触手がまた出て・・・・・と触手が増えてきます。
今回、到着から5日経過していますが、まだプラヌラがいます。また、変態したものも多くいますが、水面でポリプになってしまっています。
これは容器の上から撮影したもの。
もともとの水には、育児嚢の断片などが入っているので、そろそろきれいな海水に小分けしていこうと思います。
カフェで販売もしています。在庫は置いていないのでBASE店で店頭受取で予めご注文いただくと、スムーズです(必ず、ご来店予定前日午前9時までにご連絡・ご注文ください)。
はじめまして
先月、ひょんなことから水クラゲのエフィラを3匹いただき、育て始めました。今、それぞれ15ミリから18ミリに成長しました。
ところが、昨日、餌やりを終えてしばらくして見たら1匹の口腕が根元から取れてしまっていました。
今朝見ると少しずつ再生はしているようです。1匹だけ別にして餌をあげてみましたが、やはり胃に運ぶ手段がないようで食べられていません。
ブラインシュリンプを砕いて、水に溶かしたら胃まで届くでしょうか?
胃に直接餌を入れてやる方法はありますか?
また、冷蔵庫に入れた場合、代謝?が遅くなると聞きました。その場合、再生能力も休眠するのでしょうか?
クラゲを飼い始めて以来、毎日のように、きらら舎様のサイトを読ませていただいております。全く知らなかった。クラゲの生態について、詳しく書かれており、大変参考になります。
飼育のヒントをいただければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。
真由子さま
お問合せありがとうございます。写真もあるといいかもしれません。
ミズクラゲの適温は20℃で25℃は超えないほうがいいです。少しづつ高温にならしても、やっぱり低温のほうが元気です。
冷蔵庫は低すぎるので、ワインセラーなどがあるといいかもしれません。
再生能力は恐らく、クラゲの若さに比例します。
切り取ったミズクラゲの傘の肉片からポリプになったこともあるので、ベニクラゲばかり再生能力がクローズアップされていますが、クラゲ全般にあるのではないかと思っています。
エダアシクラゲは口腕だけになって(傘がなくなって)半月生きていたものがありますが、口腕がなくなったら難しいと思いますが、口腕の付け根などが傘に残っていて再生する可能性もあるかもしれません。
あまり、お役にたてる返信ではないのですが、再生したらいいですね。
ありがとうございました。
水温を低く保ちながら、見守っていこうと思います。
先日、口腕がとれてしまったミズクラゲについて経過をご報告いたします。
口腕がない間は、傘の周りにエサをつけさせた状態で柔らかいスプーンに乗せて、傘から直接胃に運ばせました。今では少しずつ再生し、今では自分でエサもとれるようになりました。
どうもありがとうございました。
ご連絡ありがとうございます。
素晴らしいですね!
夏を乗り切って長生きするといいですね!