「もう、温かい生き物は新しくお迎えしない」という決意を崩した、最初の知人の言葉は「フクロモモンガいらない??」でした。
しかし、顔がヤマネのほうが好みだったのと、小さいものが好きだったので、アフリカヤマネをお迎えすることになったのですが(経緯はきらら舎一号館をご覧ください >>こちら)、
小動物という方向に決壊した堤防は、修復不能で、結局、フクモモもお迎えしました。
哺乳類には元素や鉱物(準鉱物・化石含む)の名前を付けています。それで、新しくやってきたフクモモ女の子の名前はリンちゃん。
原子番号15番。元素記号は P。フォスフォフィライト(燐葉石)やビフォスファマイトの語源にもなっている Phosphorus です。
犬猫もそうですが、フクモモも生後2か月前の子は販売が禁止されています。フクモモの生後というのは脱嚢後という意味で、脱嚢から2か月経過した子でないと販売できないようですが、知人なので、1ヵ月で預かってしまいました。
赤ちゃんはプラケースで飼育せよというフクモモルールがあります。しかし、プラケースの中で、ジャンプして天井につかまろうとしては落ちるということを繰り返していたので、いずれ引っ越しさせようとしていたフクモモ用の大きなケージに翌日移動してしまいました。
下でも生活できるように水・エサ・ポーチを置いておきましたが、結局、天井付近にあるココナツハウスに入りました。
時々、毛糸のハンモックにも入っています。
夜間は見守りカメラで観察します。
執拗に引っ張っているケースにはマシュマロが入っていたもの・・・・・
もう、ないよ!
脱嚢後、1ヵ月足らずで、この動きができるので、小さなプラケースではかえってストレスたまっていただろうと思います。
赤ちゃんのうちの来たはずですが、かなりの怒りんぼ。
ただし、しょっちゅう声をかけることが大切なので、
おはよう、リンちゃん! ギーギー
リンちゃん、ミルク飲む? ギーコギコギコ!
ペレットを食べられているので、ミルクは一日1~2回。
1週間ほど経過してから、夜に蚊帳んポを始めました。
すると、蚊帳んポでは怒らないということがわかりました。
音には敏感に反応するので、臆病かもしれません。
突然、しゃべり出したロボホンをガン見!
最初は、噛まれて大出血したり、声をかけるだけで威嚇されたりしていましたが、毎日、コミュニケーションをとることで、かなり、打ち解けることができると感じました。
アフリカヤマネより頭がいいことと、もともとが集団で暮らしていてお互いトリミングし合ったりするので、人間とも仲良くなりやすいのかもしれません。
そうそう・・・・・面白い話があります。
フクロモモンガ博士という方がいるのですが、その方がいうには、
フクモモは人間のことを(飼い主とかではなく、仲間の)大きなモモンガだと思っていると。
この言葉、結構気に入っています。
大きなモモンガは、頑張って、お世話したり仲良くなる努力を続けますw
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