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切手/きらら舎

1978年11月1日発行の、東京天文台100年記念の切手とFDC。

FDCとは日本語では「初日カバー」。英語でFirst Day of IssueもしくはFirst Day Coverのこと。

郵便切手が貼られ、その切手の発行日当日の消印が押された封筒のことです。封筒ではなく、絵葉書に仕立てたものはマキシマムカード(MC)と呼ばれます。

この封筒は、切手収集家が自分で用意して、切手を貼って消印のために投函することもありましたが、多くは、切手商や郵政当局が、その切手にちなんだ絵柄を印刷した封筒を作成しています。関連のある絵柄などを入れてデザインされた初日カバーを「カシェ」(フランス語で封筒の意味のcachet)と言います。

FDCの記念スタンプどおり、東京天文台は三鷹にあります。はじめは、明治11(1878)年に、東大理科学部星学科の観象台として本郷に発足し、そこから数えて100年となります。

それから、麻布飯倉に移動され、大正13(1924)年に現在の三鷹に移転して、東京天文台と改称されました。

FDCの版画は創作版画と呼ばれるもので、製作は東京天文台が行ったもの。関連施設に乗鞍、岡山などがあって、この版画の天文台は、岡山天体物理観測所の188センチ反射望遠鏡です。切手の図案も東京天文台の記念なのに、岡山のものです。

切手の原画作者は武荒 勧嗣さん。多くの切手デザインを手掛けていました。

 

倉庫整理でたくさん出てきたのですが、最近古物商もいろいろ厳しくなっており、きらら舎は道具商なので、販売はせず、夏休みのお客さまへのプレゼントとすることにしました。

 

本日2024年8月9日より、カフェ・通販で3300円以上のお買い上げの方に、切手(未使用)1枚差し上げます。

在庫がなくなり次第終了いたします。

※ お一人様、一回(一日)一枚限りです。

 

切手/きらら舎

 

Categories: 時の標本室

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かよこ さとう ()

Website: https://kirara-sha.com/

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