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鉱物とか宝石とか、あまりよくわかっていなかった頃。

幼稚園とか小学校1~2年の頃だったと思います。祖母がオパールの指輪を持っていて、その遊色(そんな言葉も当時は知りませんでしたが)が美しく、ミルクの滴の中にピンクや水色の光がキラキラと踊る様を見て、

「わたし、宝石でオパールが一番好き」

と、思いました。

 

その「好き」はやがて縁日で八面体の蛍石を買った途端に、蛍石のものになるのですが。

 

エチオピアオパールを初めてみた時、祖母の指輪を思い出しました。

ミネラルショーなどで販売され始めた当時は他のオパールに比べて比較的安価で、しかも、どの産地のものよりも好きな遊色でした。

日本の業者さんは「そのうちこの価格じゃ扱えなくなると思う」と予測していたとおり、

周知されてくると、だんだんに価格が上がっていきました。

 

2013年。

エチオピア政府は Rough Opals つまり未加工(原石)でのオパールの輸出を禁止しました。

その結果、異常な価格高騰が起り、市場は混乱状態となり、

エチオピア政府は一旦、彼らの方針を検討することになりました。

 

当時、カットの多くはインドで行われていました。

これを禁止したのです。

もちろん国内にお金が落ちるので経済的にはいいことではあるのですが、

地元の人が急に大量のオパールのカットをしなければならなくなりました。

 

なんだか、いろいろ混乱したようです。

 

もともとエチオピアではコモンオパールは採掘されていましたが

現在のエチオピアオパールというと思い浮かぶ、この遊色の美しいものは比較的最近発見されたものです。

しかし、鉱山では事故が多発し、また、5月からの雨季には洪水が起こったり・・・・・

 

政府の発表のニュースを見た時は、いろいろ規制するよりも、まずは安全に安定して採掘できる環境を整えることを優先すればいいのになあと思ったことを記憶しています。

 

このエチオピアオパールの細かい欠片が倉庫から発掘されました(笑)

きれいな欠片もありますが、コモンオパールと呼ばれるチョコレート色や象牙色のものも含まれます。

在庫はまあまあありますが、今後の輸入はできないので、とりあえず在庫限りです。

Categories: ミニチュア室

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