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母は、今から26年前、63歳の時に脳梗塞になり、その後の骨折や加齢によって、現在は壁を伝わって数メートル歩くことがやっとという日々を送っています。

それでも今年の夏に、89歳となりました。

 

タブレットでYouTubeを見るのが日課で、一昨年前からは、そこで観た水彩画を始めたのですが、最近、パッチワークの動画を見つけ、それらを見始めると、だんだん、そのジャンルのものが提案されるようになるため、毎日たくさんのパッチワークの動画を見ていたら、またやりたくなったようです。

脳梗塞から、10年くらいの間は、ほぼ毎年なにかしらの病気やケガで入院をしていたため、パッチワークはそのままとなり、やりかけの作品と大量の布が放置されていました。

パッチワークは基本は手縫いなのですが、さすがに、脳梗塞の後遺症と高齢のため、手縫いは諦め、ミシンを新調して作業を再開しました。

昔はタペストリーやベッドカバーといった作品メインだったのですが、今は、小さなバッグなどの小物を作っています。

 

パッチワーク/きらら舎

パッチワーク/きらら舎

まず、寝室からリビングにあるミシンまでタブレットを持っていくための「ずたぶくろ Mサイズ(本人がそう呼んでいる)」と、病院にいく時の「ずたぶくろ Lサイズ」を作りました。

 

パッチワーク/きらら舎

これは病院に行く時のスマホケース。撮影の邪魔をする「手」がどうしても写り込んでいますw

 

パッチワーク/きらら舎

左にスマホ。右に薬が入っています。

 

 

絵を描く時の絵具のように、パッチワークの人は布で色合わせをしていきます。そのため、大量の布を出してきて、母に見せるという日々が始まりました。

しかし、大量なのです。もはや、ユ〇ワヤ赤羽店よりも布の在庫はあります。下手したらリボンやボタン、刺繍糸なども・・・。

 

大量の布を全部見ることはできません(歩けないので)。そこで、選別を始めました。それで手放してもいいという布を販売していくことにしました。

少しでも減らして、見やすいようにしたいと思います。

まずは、カット布のタンス。赤の抽斗から・・・・・。

 

パッチワーク/きらら舎

パッチワーク/きらら舎

 

選別を終えたら少しづつアップしていきます。

もしも、選んでみたいという方があれば、カフェのご予約時に「布選びたい」とお書きください。

 

布の中には、ビンテージやアンティークのパッチワーク途中作品(1900年代にピースをつないだところまでで終わっているもので、これらをほどいて使うために購入したらしい)などもあり、少しづつ説明しながら販売していきます。

 

Categories: 抽斗室

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かよこ さとう ()

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