【青針銅鉱/Cyanotrichite】
Qinglong Mine,
Guizhou Province,
China.
Qinglong Mineは日本名では、青龍鉱山とか大昌鉱山と呼ばれています。
中国の貴州省にあり、アンチモン鉱石畑(sb ore field)もこの鉱山に属しています。
蛍石や方解石も採れますが、なんといっても青針銅鉱で有名。
ここで採れる青針銅鉱は正式には炭酸塩青針銅鉱(Carbonate cyanotrichite)です。
英名にシアノとついているのでシアンが含まれているのかと思ってしまいますが、「cyano」はギリシャ語で「藍色の」(青色の)を意味し、シアンは含まれていません。
「trich」 はギリシャ語で毛髪のこと。
直訳すれば、青毛鉱物なのですが、「青針」とした日本人の感覚は素敵です。
まずは1つだけ撮影してみました。
9月A
モバイル顕微鏡で鉱物のマクロ写真を撮影するのに最適な鉱物です。
肉眼でビロードのように見える部分をスマホ顕微鏡で観ると、放射状に咲いた青い花かウニのような結晶であることがわかります。
今回の標本はハイランクなので、スマホの通常拡大撮影でもこんな感じで撮ることができました。
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