今年もやります。
ウニの受精発生実験。
実験内容詳細は『鉱物テラリウム・レシピ』にも掲載しています。
予約が早々に満席となったため、実験には参加できませんが、立ち見とお買い物だけはできるようにしました。
詳細はウニの受精・発生・飼育を夏休みの宿題にしたい方へをご参照ください。
2020年版は 2020年 ウニ発生実験のご案内 をご覧ください。
冬はバフンウニ、夏はムラサキウニ、秋は赤ウニが(卵を抱える)シーズンです。
でも、そのあとの飼育を考えるとバフンウニが格段に簡単です。
2月23日(土) 5時から・・・・・
予約が早々に満席となったため、実験には参加できませんが、立ち見とお買い物だけはできるようにしました。詳細はウニの受精・発生・飼育を夏休みの宿題にしたい方へをご参照ください。
高倍率のモバイル顕微鏡がお披露目となります。これでウニの精子の撮影もできるらしいです。動画も撮れますね・・・・。販売分もあります。
参加予定の方は、モバイル顕微鏡Life is small. Companyのマニュアルページをご覧の上、お持ちのスマホorタブレットに合ったアプリをインストールしておくと、観察がさらに楽しいです。
このアプリは自撮りモード(フロントカメラ)で拡大ができない場合にインストールすることで、バックカメラと同様に拡大写真が撮影できるようになる無料アプリです。
>>モバイル顕微鏡Life is small. Companyのマニュアルページ
ご参加いただいた方はウニの放精・放卵・受精をして撮影ができます。
夏休みの宿題もここから始めてください(バフンウニの受精実験は冬にしかできません)。
ただし、数日前に採集したものを予め受精させておき、他のウニは飼育からさらに経過しての実験となります。
放卵・放精してしまったり、死んでしまった個体は実験に使えませんので、当日、使える個体が残っていない場合も最悪あります。
放精・放卵をさせます。
その後各自のスマホにシャーレをセットして受精させ、卵割、プリズム幼生、プルテウス幼生を観察して、そのあとポケット飼育(※)にて飼育していただきます。
飼育サポートもします。
ポケット飼育は小さなチューブに幼生を入れて持ち歩く飼育方法。
実際には20℃くらい(15℃~25℃)をキープした場所に置き、一日数回ゆっくり上下して水流を起こすだけで大丈夫です。
エサとなるキートセラスも一緒にお渡しします。
受精の際、精子が群がる様子や最初の精子が卵に突入した瞬間に、その位置から受精膜があがる様子、卵割が始まる様子などは命の発生する瞬間であり、人間を含めて、多くの有性生殖での命はこうして発生する・・・・・ぜひそれを目の当たりにしてみてください。
プルテウス幼生は4腕、6腕、8腕と腕の数が増えていきます。
サイズも大きくなるので8腕プルテウスになった時は、肉眼でも小さな三角が確認できると思います。
普段、見ることができないウニの幼生。しかも宇宙探査機のようでかっこいい姿をぜひ観察&撮影してみてください。
詳細は当日、ご説明します。
うまくいけば小さな小さなウニに変態します。
ウニ。
骨格標本のレースのような穴はこの管足の出る穴です。
管足で水槽にはりつき、移動するウニ。可愛いです。
※ポケット飼育について
御茶ノ水女子大などが行って、最近ではウニの受精発生実験の後、生徒に飼育させるために行われているものです。
通常は50mlのチューブに海水とプルテウスを5体くらいいれて飼育するのですが、今回、きらら舎では250mlの培養フラスコを使うことにしました。
飼育できる個体数が多いことと、飼育水の量が多いほうが環境変化が少ないためです。
ポケット飼育といっても、いつも持ち歩く必要はありません。
振ったり傾けたりして撹拌を長く続けると幼生がうまく育たないことがありますので、普段は静置して、1日に数回優しく傾けて撹拌するだけでOKです。
15~20℃が適温ですので、持ち歩いて環境が変わるより、この温度を維持できる涼しい場所(暖房の届かない玄関や廊下)に置いておいてください。
予約ができなかったけれどご来店を希望される場合
お席のご用意はないため、一緒に実験したりすることはできませんが、参加者の方の手元をみたり、Life is small. Companyのモバイル顕微鏡実演などをご覧いただけます。立ち見となります。
ただし、モバイル顕微鏡かウニ飼育キットご購入が条件となります。ワークショップ代は不要です。
・モバイル顕微鏡高倍率(500倍)(それ以外のものも在庫あります)
・ウニポケット飼育キット ¥1500
・ボルボックス ¥1000
・ゾウリムシ ¥500
・ミジンコ(ミジンコ、カイミジンコ混在) ¥500
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