虹標本 3

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虹標本・・・『鉱物のテラリウム・レシピ』『美しい実験図鑑』にも掲載しています。

また、夏休みの自由研究用に、まとめたノートはこちら  >>虹標本

 

現在はキット完成品で販売しています。

 

今回は、キットを購入された方へ、再度のフォローを書いておこうと思います。

 

1袋に4g入っています(それが2袋入っています)。

1袋に夏なら2.2ml、冬なら2.4mlの水を付属のスポイトで入れてください。多少(0.2mlくらい)多くても大丈夫です。

 

水を入れて、ビニール袋を破かないように気をつけながら揉んで、水と粉を均一に混ぜあわせていきます。最初はダマになったりしますが、あまり気にしなくて大丈夫です。

ただし、ダマが孤立しないように、最初は真ん中に集めるようにします。

一日経過するとダマは消えます(大きなダマがあった場合はもう少し時間がかかります)

 

虹標本/きらら舎

一日経過したもの。虹色も出てきています。

上の写真は袋全体に広げていますが、これを真ん中に集めるようにして揉んで混ぜ返します。

混ぜると虹色は一時的に消えますが、少し置いておくと、分子がきれいに並んで虹色を呈してきます。

ただ、まだ一日目なので気泡がたくさんありますね。

毎日、揉み返し、内部の気泡が集まっておおきな気泡になっていたら、それを袋の口を開けて押し出すことを心掛け・・・・・

この時点でびんに詰めてもいいのですが、毎日育てるとメタリックになってきます。

 

虹標本/きらら舎

揉み返したら、こんな感じで真ん中にまとめておきます。

 

写真で暖色が出ているのは、屋上実験室が20~27℃(平均25℃)のため。

 

メタリックになってきたら、袋の角を2~3mm切り落として、そこからしぼって壜にいれてください。

本当に少しづつです。

壜の口につくと、そこで滞留してしまうので、口をふさがないところでとめ、フタをして自然に落ちていくのを待ちます。

きらら舎では丸一日かけて少しづつ入れていきます。

 

虹標本/きらら舎

虹標本/きらら舎

 

温めると暖色に、冷やすと寒色になります。

温めすぎると白濁し、冷えすぎる(乾燥しても)と透明になります。

今まで、銀色のアルミキャップだったのですが、今回は黒キャップ。

キットに付属している小壜のキャップと同じサイズなので、銀色キャップがいい場合は取り替えてください。

 

虹標本/きらら舎

背景が黒い場合は螺旋ピッチに合わせた色に見えます。

 

虹標本/きらら舎

虹標本/きらら舎

透過光などでは補色に見えます。

 

虹標本/きらら舎

ブラックライトで青く蛍光します。

 

 

 

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