美しい実験倶楽部 発足しました!
このページでは『美しい実験倶楽部』として、本のフォローを行っていきます。詳細は末尾をご参照ください。
『美しい実験図鑑』
出版社 : 新星出版社
発売日 : 2023/7/6
160ページ
ISBN-10 : 4405022569
ISBN-13 : 978-4405022560
サイズ : 1.5 x 19 x 23.5 cm
1年以上かけて、ようやく完成しました。
理科実験から生物・植物、お菓子づくり・・・。児童書ではありますが、メイン写真にこだわり、美しい本に仕上がりました。
恒例の特典をご用意しました(差し上げるポストカードには透かしは入っておりません)。
きらら舎通販・きらら舎カフェ、博物ふぇす、AMAZON、楽天、その他書店・・・・・
どこでご購入いただいてもポストカード3枚セットを差し上げます(在庫なくなり次第終了します)。
きらら舎通販、きらら舎カフェ、博物ふぇす以外でご購入された場合は通販やカフェにご来店時にご購入日と購入先を伝えていただければ、差し上げます。
本書に掲載した実験や工作で使用した道具や材料は、100円ショップやホームセンター、AMAZONで売っているもの以外、きらら舎にて販売しております。
特に試薬は実験くん(ジャパンマテリアル)のご協力にて本書に合わせたセットを作っていただき、それを販売しています。ジャパンマテリアルによるSDS(安全データシート)付です。
詳細は各項目のフォローページにてご案内しています。
はじめに
わたしは何かのプロ(専門家)に憧れています。研究者さんや職人さんを尊敬しています。
でも、残念ながら何のプロにもなれませんでした。
それは興味のあるものがあまりにも多いせいで、何か一つだけを追及することができなかったからです。
そこで、自分が興味を持っていることをできるだけたくさん紹介してみることにしました。
大人になると職業や肩書をきかれることがあります。そんな時にはこんな風に答えています。
みなさんの好奇心の扉を開けるドアガールやってます!
ガールというにはおこがましい年齢ですが、ドアおばさんだと妖怪みたいでしょ。
だからドアガールです。
本書では、たくさんの扉を用意しました。
「面白そう!」
「何だ?それ!!」
と思うものがあったら、早速ページをめくってみてください。
きっとみなさんの好奇心の扉が開かれるはずです。
そして、これをきっかけにみなさんが何かのプロになってくれたらとっても嬉しいです。
2023年 6月 3日 きらら舎 さとうかよこ
目 次
本に掲載できなかったものや、コツや裏話などのフォローページを作っていきます。
フォローページができたものにはタイトルにリンクをはっています(リンクをはったタイトルは太字にしています)。
ようこそ理科室カフェへ………2
この本の使い方………10
CHAPTER❶
どきどき実験化学のとびら………11
炎の色をあやつる魔術【炎色反応の実験】………12 >>動画
虹色水の調合【水溶液のpHの実験】………16
小さな夜光雲【蛍光の実験】………20
湧き出ずる水の珠【表面張力の実験】………24
炎の召喚魔法陣【炭酸ガスの実験】………28 >>動画
空色スライムの大冒険【紫芋パウダーの実験】………36
水中のきらきらワーム【アルギン酸ナトリウムの実験】………40
瞬間凍結魔法【過冷却の実験】………44 >>動画
さくら色のビー玉【琥珀糖づくり】………48
コラムふしぎな周期表………56
CHAPTER❷
わくわく実験物理地学のとびら………57
のびる鉱物の錬金術【蛭石の加熱実験】………62
黄金虫の色見本【液晶の実験】………66
机の上の樹氷【毛細管現象と結晶の実験】………70 >>動画
引かれあう構造物【テンセグリティ構造】………74
闇を照らす檸檬の灯【レモン電池の実験】………78
地球が生んだ模様【鉱物の観察】………82
コラム蛍光鉱物博物館………86
フラスコで生まれる雪【晶出の実験】………88 >>動画
骸晶ピラミッド【ビスマス人工結晶の実験】………96
おとぎ話の宝石【ミョウバン結晶の育成実験】………100
屈折の魔術師【偏光の実験】………104
太陽の青写真【サイアノタイプの実験】………108
封印された雪世界【スノードームの工作】………112
無限を映す鏡【万華鏡の工作】………116
コラム結晶のいろいろ………120
CHAPTER➌
うきうき実験生物のとびら………121
手の中の小さな森【苔テラリウムづくり】………122
蝶の青の魅惑【バタフライピーの実験】………126
落花生人、きたる!【落花生の人形づくり】………130
葉にかくされた藍の色【タデアイ染めの実験】………134
メダカ誕生!【メダカの発生の観察】………138
コラム顕微鏡の楽しみ………142
夏の海の思い出【潮だまりの再現の実験】………144
棘の下の透かし模様【ウニの発生実験と工作】………148
幻想的浮遊生活【クラゲの観察】………152
コラム美しいプランクトンの世界………156
さくいん………158
掲載されなかったあとがき
お店に来る小学生や、手紙・メールでやりとりしている子供たちに接していると、スポンジのようだと感じます。
わたしが「いいな」「面白いな」と感じたことを伝えると見事に吸収して、次に会う時には自分でもいろいろ調べて、小さな博士になっているのです。さらに次に会う時には全く違う博士になっていたりもします。
子供の頃には大人になったらどんなことでもでき、何にでもなれるような気持ちがしていました。ところが実際に大人に近づくにつれ、可能性はどんどん減って、選択肢は限られてきて、結局、本当にやりたいことを仕事にすることは難しいと知ります。
しかし、その中でもやりたかった仕事についた子供たちも大勢います。
彼らは小さな時にたくさんの好奇心の扉をみつけていたのです。多くは近くにいる大人が用意したものです。
しかし、それを開けたのは本人で、自分が開けた扉にはまって突き進んだ子、いくつもの扉を開けてみて、自分で新しい扉を見つけた子と、道のりはさまざまで、もちろん順風満帆というわけでもありませんでした。でも、好きなことだから強かったのです。
今の時代、生きづらいことも多くありますが、逆にとても便利になったところもたくさんあります。昭和の時代に比べれば、多くのことを知りやすくなったし、そこに向かうためのルートもみつけやすくなりました。
小さなうちにできるだけいろいろな扉の存在に気づいて、多くのことを吸収し、選択肢をできるだけ減らさないで将来に向けて進んで行って欲しいと願います。
このページの使い方
少しづつ、各項目のフォローページを作っていきます。掲載できなかったことや、掲載しなかったコツなどを書いていきます。使う試薬やキットのカートへのリンクもはります。
自由研究レポートのまとめかたや、大人の方が楽しむには!というようなことも書いていきます。
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