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カフェなので、あえてワークショップにはしていなかったのですが、自分で香の調合をしています。

子供時代。一家で内職をやっていました。借地だった地面を買うぞ!と決めたじいちゃんを応援すべく、祖母、母と子供たちは内職をしました。

今、カフェの裏にある公園の場所にお線香の工場があったんです。裏のお線香工場で作られたお線香を箱に詰めたりする内職です。

渦巻線香もありましたが、多くは円錐形の「コーン」と呼ばれるものの箱詰めでした。元のコーンが入っていた箱にはカスが落ちていましたし、中には割れたり崩れたりしているものもあって、それらは一旦戻しはするものの、ほとんどもらえていました。

内職をする祖母の部屋は、いつも神聖な香りがかすかにしている感じがしていました。そのころから、お香が好きになりました。

強い匂いは苦手なので、車やトイレの芳香剤はだめなんですが、香りは好き。

珈琲が好きなのも、それを淹れたときに部屋に充満する香りが好きということが一番なのかもしれません。だから自分で焙煎はしません。カフェを始めた頃は近所に焙煎からする豆屋さんがありました。しかし、煙突も真っ黒。焙煎中は店内も煙るようになって、いなくなってしまいました。ちなみに、珈琲は、焙煎したてより数日寝かしたほうが薫り高くなります。

 

・・・と、いうことで。

以前は文香アイテムなども作っていました(すっごい昔)。

名刺入れやお札入れに文香的なものを入れておくと、何かいいんです(何が(笑))

それで、お年賀代わりにも購入して配ったんだけど、いまいち。

自分の好きな香りってありますよね。

そういうわけで、自分の好きな香りを作るワークショップをやることにしました。趣味、多すぎw

そして、お香にはまったのは大学時代の「源氏物語」です。よくよく考えれば平安貴族の方々は部屋の中にトイレはあり、毎日お風呂に入るわけでもなく・・・なので臭い。

そこでお香が登場するわけです。

源氏物語の中で、香りはすっごく出てくるので、これを再現したいものだと思いつつ、好きじゃない香りを再現してもね・・・・ってことでやっていません。

きらら舎の「香り調合」では基本的なお香の知識と材料の他に「邪道アイテム」も使います。すべて天然のモノです。結果的には「お香」と「サッシェ」のハイブリッドという感じです。

 

こんな前置きが長くなってしまったので、ワークショップ詳細は別のページに移動しました。

 

>>ワークショップ詳細

香り調合ワークショップ/きらら舎

Categories: きらら舎 Schole

About the Author

かよこ さとう ()

Website: https://kirara-sha.com/

2 Replies to “自分の香を作る”

  1. お香のワークショップ
    参加したいです
    次回開催日をお知らせください
    宜しくお願い申し上げます

    1. ありがとうございます。
      日程は3月8日17:00に決まっていますが、キット内容を調整中です。
      確定申告後にオンラインでも行う予定です。
      キット内容と写真など。近日中に(日曜日くらいには)以下のページを更新してポスト(ツイート)しますのでよろしくお願いします。

      関連きらら舎ページ
      https://kirara-sha.com/cafe_info/schole/incense/

      Kindle本
      https://amzn.to/41ms0nD

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