#009 晩夏の原っぱ
夏の終わり。
まだ緑の葉は茂っていますが、こころなしか、春の若い緑色より優しい色合いになっています。
早朝のスコールのような雨が上がって、西の空には大きな虹がかかりました。
雨粒が朝陽に輝き、時々、葉の陰に赤い実がのぞきます。
優しい緑色は燐灰石。
キラキラ光る水滴やそれに反射する光は両錘水晶や時計部品。
葉陰にのぞく実は真っ赤な柘榴石と紫がかった柘榴石。
柘榴石が顔を出す時と見えない時で、まったく雰囲気が変わります。
あえて柘榴石が出た像をアップしてみます。