結晶ワークショップ

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2024年。今年の結晶ワークショップは7月27日土曜日の17:00から。Cafe Scholeにて行います。Scholeって何?という方は「SCHOLE きらら舎」のノートをご覧ください。

 

今回は

・リン酸二水素アンモニウム
・ミョウバン
・ロッシェル塩
・南極石
・塩化ナトリウム
・硫酸銅・・・・・の結晶の作り方の話をテキストを用いてします。

結晶育成方法や、溶質を使った結晶づくりの際の溶質(ほぼ水ですが)と溶媒の割合なども、溶解度などと合わせてテキストにまとめました。

小学生はどれか一つを選んで、この夏、結晶づくりをして、テキストを参考に、さらには自分でいろいろ調べて、自由研究レポートをまとめてみてください。

8月下旬に13:00か15:00の回にご予約の上、お持ちいただければ、仕上げのお手伝いなどもします。

 

大人は、趣味の一つとして、人工結晶づくりにはまってみてください。できた結晶をライトアップして飾ったり・・・結構楽しいです。

 

♦ リン酸二水素アンモニウム

種結晶による結晶の違いとか、着色や蛍光結晶などについて。

蛍光結晶づくりに使える蛍光材は2種類差し上げます。

ワークショップ/きらら舎

ワークショップ/きらら舎

♦ ミョウバン(硫酸アルミウムカリウム)

飽和水溶液の作り方とか、カリウムミョウバン、クロムミョウバン、焼きミョウバンのことなど。

糸で吊るして単結晶を作る方法と、母岩付きで結晶を作る話。

育成キットをお土産に付けます。

ワークショップ/きらら舎

 

♦ ロッシェル塩(酒石酸カリウムナトリウム)

作る際の分量の話や、ピエゾ圧電気逆効果によってマイクやスピーカーを作れるよっていうお話。

 

 

♦ 南極石

南極石の話。南極石の成分の原子量計算と、実際に結晶を作る際の割合の話。天然結晶と人工結晶の観察。前日に作っておいた溶液がお土産につきます。

ワークショップ/きらら舎

♦ 塩化ナトリウム

一番身近で、一番極めるのが難しい結晶です。コツを説明して溶液がお土産に付きます。種結晶も、人数分取れたら付けたいと思います。

合わせて、トレミーづくりもします。

ワークショップ/きらら舎

 

トレミーって何ってLINEで質問がきたので、簡単に説明します。

ウユニ湖などで採れることでも有名ですが、多くは、海水から食塩を作る際に偶然できる産物です。

ピラミッド型をしていて、中が空洞なんです。

人工的に作る場合は、飽和食塩水(この塩や溶かす水にもコツがあります)をゆっくりと蒸発させます。ただし非常に高度な職人技が必要です。

当日、うまくいくかわかりませんが、チャレンジしてみます。ワークショップの前にセットしておきます。

 

 

♦ 硫酸銅

昭和の時代には夏休みにはみんな作っていた硫酸銅の青い結晶。今では困難になってしまいましたが、硫酸銅の結晶づくりの話と、ちょっと裏技な話など。