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オオアメーバを研究室で培養する場合、KCM培地にて無菌培養をしたテトラヒメナを餌として行う。

しかし、素人培養なので、テトラヒメナの無菌培養ができない。

そこで、簡易培養として、ミドリゾウリムシを与えている。

ミドリゾウリムシはタイリクミジンコの容器の中に大量発生したものを数個体、目視で吸い取ったものを培養している。基本はそこからオオアメーバの容器に入れているのだが、1つだけ、タイリクミジンコの水のまま与えてみている容器がある。

 

ミドリゾウリムシのほかにワムシやイカダモなどがコンタミしている。謎の原生動物の姿もある。

オオアメーバ/きらら舎

イカダモを食べるかしらと思って観察していたが、やはりアメーバは肉食のようで、イカダモには目もくれなかった

オオアメーバ/きらら舎

窓辺にずらりと並んだペットボトルや培養フラスコ。

棚に積み重なっているシャーレ。

生物系の研究室を知らないのだが、おそらく、ラボ内もフラスコやシャーレや試験管が並んでいるのだろうと思う。

 

しかし、生物の飼育(培養)はそれが棲息する環境が一番よいはず。ただ、そこには捕食者もいて、季節もあるので一年中、その生物を維持することができない。

そこで捕食者がコンタミしないように小さな容器で種別に飼育している。

 

話を戻して、タイリクミジンコの水(以降「タイルク水」)を餌にしているオオアメーバの容器で面白いことが起こった。

なんと、他の容器よりも増殖のスピードが速いのである。

つまり、なんだかとても殖えている。

単純に餌となる生物の投入量の問題なのかもしれないけれど、水の汚れに弱いアメーバにとって、タイリク水は喜ばしいものでもないはずだ。

植え継ぎを早めにしようと思う。

 

ところで。

ボルボックスの植え継ぎタイミングを逃したボトル(カフェで「植え継ぎ丸投げボトル」と呼んで無料で差し上げているもの。時間のある方は、まだ生きているボルボックスを1つづつパスツールピペットで吸い取って水で洗って、植え継げば間に合う。)の水をミジンコ容器に足し水に使ってみた。

そのまま置いておいても、発生し始めた藍藻にボルボックスは駆逐されてしまうのが常なのである。

ところが、汚いミジンコ容器に、うっすら緑色に変色してきたボルボックス水を入れたわけで、かなり環境は悪いはずなのだが、投入して1週間経過しても、ボルボックスは生きている。

とても増殖をしているようには見えないが、48時間の命のボルボックスが168時間経過後も生きているということは増殖はしているということになる。

原生動物の棲みか・・・・・なんだか奥が深い。

 

Categories: 2019年

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