チタンは空気中では空気に触れる表面が強力な酸化物で覆われる不動態となります。
この膜を不動態酸化皮膜といい、白金や金などの貴金属とほぼ同等の強い耐食性を持つとされています。
チタンは加熱することで面白い発色をします。
当初はアクセサリーを作ろうと思っていたのですが、一番加熱の色を確認できるのが棒状のものだったので、チタン製のストローを加熱することにしました。
タピオカドリンクもOKな太目のストローです(普通のサイズのチタンストローも選べます)。
ストローを使い捨てないためのマイストローとして持ち歩きができるように、専用の袋もついています。
また、専用洗いブラシも付属しています。
では、このチタン製ストローを加熱してみます。
どんな感じに着色したいのかは、ワークショップの時に希望をうかがいながらアドバイスします。
とりあえず色のバリエーションを確認するために、こんな感じ。ハンミョウみたいです・・・・・(´;ω;`)
あとで全部を青くしたいと思います。
この後、針金を好きな形にまげて、加熱着色します。
「着色」としていますが、実際には着色ではなく、この色は酸化膜です。
ビスマスと同じで、酸化膜による薄膜干渉です。
さらにビスマスは常温に戻ると酸化膜の厚みは固定化してしまいますが、チタンは加熱することで、また、色を変えていくことができます。
コメントを残す