No Comments

 

 

【マンガン方解石/Manganoan Calcite】

 Wynar Mine,

   Peru

 

方解石(CaCO3)のカルシウムの一部がマンガンに置き換わったものです。
マンガンの含有量が約2~5%の時にブラックライトで鮮やかなピンク色に蛍光します。

MnCO3になると菱マンガン鉱となります。

マンガン方解石と菱マンガン鉱は固溶体を有します。
(マンガンとカルシウムの割合がいろいろなものが存在する)

 

透明感があって、曇り硝子っぽい質感で母岩についています。

一部分、とても大きな丸い結晶となっています。

裏には透明ではないマンガン方解石の結晶が。

 

マンガン方解石というと、砂糖菓子のような透明感があまりないけれど可愛い桃色の結晶と、桃色は薄めだけれど透明感のある結晶のものがあるのですが、この標本にはそれらが共存しているようです。

 

 

 

ブラックライトでピンク色に蛍光します。

 

 

仕事用のサンプルにとっておいたものですが、在庫整理のため、放出します。

About the Author

かよこ さとう ()

Website: https://kirara-sha.com/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です