綿毛のクラフトは人気があります。
西洋タンポポは公園や道端にもたくさん生えていますが、犬猫のおしっこがかかっている可能性が高いので、公の場所に咲いているものを取ってくるのはちょっと嫌ですね。
それに、たとえ雑草でも、公園に咲いている花を採って何か言われても嫌ですし。
それで、きらら舎では自分で栽培しています。
綿毛をびんに入れたものも販売しています。
また、カフェのワークショップでも作ることができます。
ハーバリウム用(オイルを入れる)かそうでないかで、若干セットの仕方が異なります。
で。
タンポポを綿毛から育てたい方用に、成熟した種の綿毛1つ分の販売を開始しました。
綿毛のドライフラワーを作る場合には、開く前に切り取って、シリカゲルの入った容器に入れます。
しかし、種まき用は、しっかりと綿毛が開くまで収穫せず、綿毛が飛ぶ直前の状態のものを採集します。
【育て方】
タンポポは日当たりのいい場所を好みます。
直射日光は苦手とされていますが、きらら舎屋上実験室の庭は真夏でもガンガン陽があたります。少し葉が焼けるかもしれませんが、それでもへっちゃらでした。
ただし、葉をサラダなど食用に育てる場合には、半日陰〜明るい日陰くらいで育てないとごわごわの葉っぱになります。
地植えでも、鉢植えでも育てることができます。
本来タンポポは最長1mと、深く根をはる直根性の植物なので、鉢植えの場合は深めの物を選ぶほうが、柄の長いきれいなタンポポが育ちます。
きらら舎が栽培しているプランターで一番浅いものは20cmほどしかありません。100円ショップのものなので・・・・・。
それでも元気に花を咲かせています。
少し深めのプランターのほうが柄が長い、美しい花が咲きます。
まず、綿毛の部分を切り取って種だけします。
土をくぼませて種をまきます。
5mmほど土をかぶせて、たっぷりと水をやってください。
乾燥すると発芽しませんので、発芽するまでは、直射日光が当たらない場所に置き、表面の土が乾いたら水をあげるようにしてください。
ただし、まったく陽があたらず、昼でも暗く寒い場所だと発芽しづらいので、適度に暖かな場所を選んでください。
タンポポの綿毛1つ分では種は250~300もあります。
種まき用に大きくぷっくりした種を厳選し、残りは綿毛のクラフトなどに使ってください。
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