クマサカガイ

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【クマサカガイ(熊坂貝)/Xenophora pallidula (Reeve, 1845)】

クマサカガイ科ザクロガイ科

 

 

 

きらら舎の空想標本か!?と思えるほど、おかしな貝。

平べったい巻貝に接着剤でいろいろくっつけちゃったみたいですが、くっついてる貝はみな本家の貝に埋もれている(つまり、くっついている貝の形に本家の貝がへこんでいる)ので、きらら舎作品ではなことがわかると思います。

クマサカガイは、他の貝殻を、自分の貝殻にくっつけて生きている変わった貝です。

英名も「Carrier shell」「Pallid Carrier」で、見たまんま。

 

日本の名前は、平安時代に実在した大盗賊、熊坂長範(くまさかちょうはん)に由来します。
熊坂長範は、太刀や薙刀などの多くの武器をたくさん背負っていたといわれる伝説上の盗賊です。

 

英名に比べて、なんだか楽しくなる和名です。

 

 

他の貝をくっつける理由は、クマサカガイの螺塔が薄く、殻に厚みがなく頼りないためとか、擬態しているとかいろいろな説がありますが、まだ4はっきりとは解明されていません。

実際、くっつけているものによって見た目もかなり変わります。

石をメインにくっつけているもの、貝殻をメインにしているもの、中には海底の人工物(ゴミ)などを付けてるのもいるそうです。

 

Categories: 第弐標本室