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今まで、採集を生業にしている方からいろいろな生物を送ってもらっていました。

おかげで、アクアショップでは売っていない海の生物にいろいろ出会えました。

浜辺の採集を趣味としている方も多いかと思いますが、やはりプロが船で採集するのとは出会える生物の可能性が違います。

磯研修の時には胴長着て磯でジャバジャバ採集できますが、それも一人ではなかなか無理だし(漁場以外でもウニ採集は禁止されているので、捕まる可能性もあるし)。

そこで、今年から、どんどん送っていただき、それをみなさんとシェアしていくことができないかと考えております。

今年最初の生物はアカクラゲとなりました。ご協力くださったのは京都の横海老屋さん。

採集を生業にしているなんて、もう憧れなんですが、実際には大変なことのほうが多いみたいです。

わたしもクラゲ採集には時々でかけますが、大量発生の連絡を受けて翌日行ってももはや1匹もいないなんてことも多いのです。

 

【アカクラゲ/赤海月・赤水母】

刺胞動物門
鉢虫綱
旗口クラゲ目
オキクラゲ科
ヤナギクラゲ属
アカクラゲ

学名:Chrysaora pacifica
(Goette, 1886)
英名:Japanese sea nettle

 

 

さて、今回のアカクラゲ。サイズは1円玉から500円玉くらいまでいます。

まだ稚クラゲなので、アカクラゲ特有の連隊旗と呼ばれる赤い模様が出ていないものもいます。

これからだんだんと赤い縞が出てきます。

到着し、温度を合わせて水槽に入れました。

入ってきた海水の比重が結構高かったので、飼育水は入ってきた水を入れ、不足分を比重合わせたもので補充しました(※)。

屋上実験室で生まれた(ポリプから出た)エフィラはどうしても1cm以上にはなりません。久しぶりにちゃんとアカクラゲの形をしたものを見ることができました。

 

アカクラゲ/きらら舎

水槽に入れたばかりなので、水槽の水流に適応できずに逆さまで流されていますが、だんだん慣れてくると拍動が強くなり、向きが変わります。

 

【飼育方法】

適温は18~20℃ですが、屋上実験室では調節していない水槽水温度は22℃くらいにまでなります。

餌はブラインシュリンプだけでは少ないので、アサリのむき身やシラスを与えるとよいでしょう。そういった餌は水を汚すので、少しづつ与えて、食べきれなかった分は早めに除去してください。

水流は必要です。

触手が長いので、絡んでしまうこともありますが、泳いでいるうちにきれいにほどけます。自分の触手が絡むとちぎれてしまうこともありますが、また生えてきます。

触手には毒があり、結構強いので、刺されないように気を付けてください(水槽に素手を入れない)。

はねた水が目に入らないように注意してください・・・と、いっても、それほど神経質になる必要はありません。恐らく、採集時が一番危険。

 

1匹 ¥500

ゆうパックでの発送ですが、取りに来ていただけると安心です。

生物部/クラゲ採集メンバーの方には取りに来てくだされば1匹は無料で差し上げます(容器をご持参ください)。

クラゲポリプなどとの物々交換も受け付けております。

 

>>ご注文

 

※海水を作る際に、濃度(比重)が異なるものを作っています・・・・つまりは目分量で、入れる人工海水を多め、少な目にしているわけです。これとは別に汲み置きした水もあります。これらを混ぜて比重を合わせます。

 

【撮影テク(聞きかじり)】

背景が青だときれいらしいです。

また、照明のあてかたでかなり変わるらしいです。

優雅な泳ぎなので、動画のほうがきれいかもしれませんね。

挑戦してみます。

 

Categories: 生物室

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