7月3日の実験のことに加え、その後の実験予定について加筆しました。
関東近海では、バフンウニのシーズンは冬から春(1~4月中旬)で、毎年、3~4月に実験を行ってきました。
そして夏はムラサキウニがシーズンなのです。
今年は九州・沖縄地方の採集者さんに実験用のウニを発注しました。この季節だから当然ムラサキウニを注文したところ、今、身が詰まっている(精巣・卵巣が成熟している)のはバフンだと言われました。
ムラサキウニは10月で、昨年も10月に実験用のウニを販売して実験も成功したというのです。
地域差で季節が全く逆というのもすごいと思いながら(少し疑いながら)、採集者さんの判断に従い、バフンウニを注文しました。
7月3日 午前着で空輸のウニが届きました
ヤマトさんの午前10時までに届くという時間指定便できっちり午前10時に届きました。
状態はとてもよく、元気でした。
到着次第 実験的にウニを放精・放卵させる予定でした。
しかし、アセチルコリンでは放精・放卵せず。
ためしに従来の方法(口器を除去してKClを打つ)でも試しましたが結果は同じでした。
そこで1時にはウニ水槽にいるコシダカウニで実験しましたが、春に大き目な個体が死んでしまったため、水槽にいるのは生き残ったちびっこばかりだったので、放卵はしたものの、未成熟卵のようで、放精はせず、実験はできませんでした。
17:30 理科室カフェにて実験
これにはウニ水槽のムラサキウニと生物部メンバーに持ってきてもらったウニで実験。
なんとか放精・放卵し、卵割まで進みました。
リベンジ 7月10日
ムラサキウニを手配して、再度実験をします。
12:00 (ヤマト便の到着による) 受精卵が採れましたらツイートし、ポケット飼育キットの販売を開始します。
当日中にカフェまで取りに来てくださる場合は、ご自宅で受精させることができるセット(説明書付き)も無料でつけます。
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