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今年の11月にキノコリウムのワークショップを依頼されたため、少しづつ準備を開始します。

基本的にはきらら舎のキノコリウムはテラリウムのアレンジとなります。

 

キノコの季節


種類にもよりますが、庭にある日突然生えているのはだいたい梅雨時期です(昨年は合歓の樹の鉢内にカラカサタケが出現しました)。

植木鉢で維持しているモエギタケの菌糸は夏から秋に子実体を出します。

しかし、キノコリウムのきのこは基本的に秋から春、寒い季節がシーズンとなります。

 

 

キノコリウム用きのこ


  • エノキタケ
  • ナメコ
  • ヌメリスギタケ
  • 白ヒラタケ

傘が小さなキノコのほうが容器が小さくてもよい風景を作ることができます。

スーパーで見るサイズは幼菌(※)のサイズです。エノキもナメコもまあまあ小さいので、前にもりもり種菌を埋めてしまったら、育ってからは大騒ぎでした。

ナメコは傘5cmくらいまで大きくなります。
エノキだって傘3cmは育ったでしょうか。

控え目な量を埋めることがポイントですね。

 

※ キノコは菌糸から子実体という、いわゆるキノコの姿を現し、最初は幼菌、そして成菌、老菌と成長して終わります。

 

使う菌


クワガタを飼育している人にはおなじみかと思いますが、あの菌糸壜はもともときのこ栽培用の、いわゆる「キノコの種」なのです。

一番最初にテラリウムに菌の種を埋めてみたのは、クワガタの菌床カップからキノコが生えてきたことがきっかけ。

菌床カップを崩してテラリウムに埋めてみました。

その後、栽培者用に販売されている菌床を買ってみて、さらに種菌という状態のものもみつけました。

どちらも広葉樹のおがくずに栄養を添加して培地を作り、そこに種菌を上付けて、全体に菌糸が回ったものです。

何が違うかというと、菌床はそのままきのこが生えてくるのを待って収穫します。

種菌はそのままではなく、菌床ブロックやホダ木を作るためのものです。

きらら舎ではより小さいきのこを期待し、種菌を用います。種菌のほうが添加されている栄養分が少ないので、出るキノコも小さいのです。

なお、キノコリウムでもホダ木を使って作ることもできますが、カビが発生しやすいので、ワークショップでは使用していません。

 

 

ワークショップのシーズンと内容


まずは苔テラリウムを作りましょう。キノコリウムは種菌が売り出されるのが10月ですので、これが売り出されたら開始します。

晩春~初秋は苔テラリウムを楽しみます。

 

10月 ヌメリスギタケ

11月 ヌメリスギタケ、ヒラタケ、エノキ

12月 エノキ、ナメコ

 

10月の開始日はまだ未定です。中旬以降になると思います。

キノコリウムシーズン中は、カフェでは毎週土曜日の1時と3時のご予約時に簡易壜でも作ることができます。

準備がありますので、必ずご来店日から3日前までにご予約いただき、備考欄に「キノコリウム希望 × 数」をお書きください。

数というのは、2名様でも作るのは1つという場合、1名様でも種類の異なるものを複数作りたい場合などがあるためです。

本格的なキノコリウムワークショップは理科室カフェの時間(5時から)に行います。

 

 

セットしたらどうする?


直射日光が当たらない窓辺に置いておいてもよいのですが、室内だと明け方にも気温がなかなか下がることがありません。また、曇りや雨の日には明るさが足りませんので、できれば苔テラリウム用などに販売されているLEDをあててください。

昼間は室内でLEDを照射し、日没後には暖房がない、雨風が避けられる場所に移動します。

ベランダや玄関、軒下など。

乾燥が大敵なので、フタができる容器を使ったり、全体にペットボトルを半分に切ったものをかぶせるなど工夫して乾燥を防ぎます。

 

 

ヤコウタケ


ヤコウタケは春に岩出菌類研究所からキットが発売されます。

ヤコウタケを見ることができる時間は短いのですが、来年、チャレンジしてみたい方は、注文してみてはいかがでしょうか。

 

 

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