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ちょうど10日前の夕方に水槽でニッポンコシダカウニが放精をはじめたことから、急遽、ウニの受精実験を行うことになりましたが、その水槽の水が入れていたホンダワラのせいでかなり茶色くなってきていたので、今朝はウニ水槽をリセットしました。

「そろそろ洗わないとなあ~」と思っていても数日放置してしまううちに、全滅することも少なくないので、思ったらやらなければなりません。

きれいな海水を入れておいた別の水槽に、元の水槽の中でジャバジャバしてすすいだライブロックを移し、壁面や底についているウニは無理やりはがして、きれいなほうに入れました。

そしたら・・・・・ほんの10分くらいの間に、放精を始めた個体がいました。

ニッポンコシダカウニ/きらら舎

 

今回は、次々と他のものも放精し始め、みるみるうちに水槽は朝靄に包まれた避暑地の風景のようになりました。

ニッポンコシダカウニ/きらら舎

 

慌てて放精している個体を取り出して別の容器に入れ、放精が止まったものを洗って、水槽に戻しました。

すると放精再開!!

視界7cmくらいの中、なんとか放卵しているメスをみつけ、出している卵をスポイトで吸い取って回収しました。

絶対に精子過多なので、正常に発生できるかどうかが微妙ですが、それでも、無事に発生が進み、孵化したものがいることを祈りつつ・・・

 

 

さて・・・・・元の水槽を洗うとするか・・・・と思ったら、底にたまった海藻の残骸や糞やごみに埋もれて小さなウニがもう1匹残っていました。

慌てて水槽に入れると、管足を伸ばして移動し始め、なんと放卵を開始しました。

水槽の中の精子に反応したと思われます。

そこで、クリームケースに取り出してみました。

ニッポンコシダカウニ/きらら舎

ニッポンコシダカウニ/きらら舎

コシダカウニの卵は透明でとてもきれいです。

 

卵をある程度採集できたので、ウニを水槽に戻しました。

管足で動き回り、落ち着いたと思ったら、また放卵を開始しました。

卵を遠くに飛ばそうとしている管足が健気です。

 

Categories: 生物室

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