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今まで、各地にお住まいの方から田んぼの土を送っていただいておりました。

今年から、きらら舎生物部活動として「田んぼの土培養」を開始します。

田んぼの土にはミジンコやボルボックス、カブトエビ、ホウネンエビなどの耐久卵(休眠卵)が入っています。

ミミズやヒルなども混ざっているかもしれません。

とりあえず何かわくかはわかりません。

 

入手しづらいミジンコや、プランクトンが発生することを期待して・・・・・

 

>>ご注文

 

 

【ご用意いただくもの】

・φ10cm(または10cm角)× h15cmくらいの容器(100均でOK)

・カルキ抜きした水 1Lくらい

 

  1. 到着したら、容器を軽くすすいで、土を入れます。
  2. 500mlペットボトルに入っている準備液を上から注ぎます。
  3. 土を洗うようによく混ぜます。
  4. 容器にフタをして、一晩(12時間くらい)放置します。
  5. 準備液を捨てて、用意しておいたカルキ抜きした水を入れます。

 

水は1L全部いれなくても、容器に合わせてかまいません。

田んぼの土/きらら舎

容器に土をいれます

田んぼの土/きらら舎

準備水をいれます(ケチって少な目ですが、みなさまは全量入れてください)

田んぼの土/きらら舎

よく混ぜます

田んぼの土/きらら舎

一晩おきます

田んぼの土/きらら舎

準備水を捨ててカルキ抜きした水を入れます

 

直射日光の当たらない明るい場所に置いてください。

水を入れると土が舞い上がって水は濁りますが、数時間で沈殿して澄んできます。

容器の内壁が汚れてしまっている場合は、水洗いした柔らかめ歯ブラシや綿棒でこすってください。

 

これからの季節は外だと気温が下がり、生物は休眠したままになるので、最低気温が18℃を切るようになったら部屋の中で管理してください。

 

何かわいてきたらぜひ撮影して、きらら舎生物部に投稿してください。

このページでも紹介していきます。

 

 

2021年9月23日

小さな水草が出現しました。

田んぼの土/きらら舎

セット後2日目/浮草

 

2021年9月24日

小さなものがいくつか動いています。その中で、肉眼でも形がわかり、動きを追えるものが出現しました。

ホウネンエビのようです。

明日は何がでてくるかな?

 

田んぼの土/きらら舎

セット後3日目/ホウネンエビ

田んぼの土/きらら舎

セット後3日目/ホウネンエビ


 

ミジンコはメダカの餌用に販売されているもの以外は、自分で採集しなければなりません。

しかし、コロナ禍にあり、なかなか採集に行けません。

昨年も行けず、今年も行けないまま秋を迎えてしまいました。

そこで、田んぼの土作戦を開始しました。

 

ミジンコも、どんな種類がわいてくるか楽しみですね。

基本的にオオミジンコとタイリクミジンコは自然には棲息しないものなので、多くはタマミジンコだと思いますが、違う種類がわいたら素敵です。

 

あと、ボルボックスも期待できます。合わせて、テトラバエナ、ゴニウム 、 ボルブリナ、ユードリナ、プレオドリナなど、ボルボックスの進化の過程がわかるものたちも発生するかもしれません。

ボルボックスも、きらら舎の株がaureusなので違うのがわかないかしらと期待。

 

V. aureus

細胞数:1000~4000個
細胞の形:卵形
細胞質連絡:1~3本で細い
ゼラチン状基質:互いに融合し、はっきりしない。
雌雄異体

V. carteri

細胞数:500~8000個
細胞の形:球形
細胞質連絡:ない
ゼラチン状基質:はっきりとし、個々の細胞を含む
雌雄異体

V. globactor

細胞数,:8000~17000個。
細胞の形:星状~アメーバ状
細胞質連絡:1本で太い・・・「真のボルボックス(ボルボックス節)」
ゼラチン状基質:はっきりとし、個々の細胞を含む。
雌雄同体。

 

2021年10月4日

台風も過ぎ、忙しい日々の中、すっかり田んぼの土を観察することを忘れていたところ、水がずいぶんと蒸発していたので、足し水をしようとしたところ、いろいろなものが動いていました。

一番最初に出現したホウネンエビもずいぶん大きくなりました。

何を食べているのでしょうか。

今日は、3種類のミジンコをみつけました。

 

まずはカイミジンコの仲間

田んぼの土培養実験/きらら舎

 

ネコゼミジンコかなと思ったんだけど、少し違います。

もう少し倍率の高いモバイル顕微鏡で観ていないとわかりませんが、眼の大きさや後頭部の形とへこみはネコゼミジンコの種類に似ています。

ただ、尾棘が見えないので違うかもしれません。

いきなりの耐久卵。卵も左右1つづつ、2個あります。

ネコゼミジンコでは耐久卵は1つ、タマミジンコは2つで、横から見て2つ見えますが、それらと違います。

 

田んぼの土培養実験/きらら舎

田んぼの土培養実験/きらら舎

 

もう1種類はおなかに毛が生えています。

2本の長い尾棘も特徴的です。

眼は小さめ。

 

田んぼの土培養実験/きらら舎

 

 

 

 

 

 

Categories: 生物・植物室

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かよこ さとう ()

Website: https://kirara-sha.com/

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