きらら舎では、冬~春にバフンウニ、夏にムラサキウニで受精発生実験を行っています。
その他、飼育しているコシダカウニが水槽内で放精・放卵をした時に受精卵の配布をする場合もあります。
ワークショップは理科室カフェ(土曜日の17時から)にて行います。
完全予約制です。
ウニは前日か当日に届くものを使用します。
放精・放卵、そして受精・発生の確認ができた時点でツイートしてポケット飼育キットの発売を開始します。
ご予約いただいていても、ウニの状態により、実験ができない場合があります。その場合は、参加費用は半額で、代わりの生物の観察・実験などに切り替えます。
ウニもお持ち帰りいただけますので、飼育したり、骨格標本を作ってお楽しみください。
一般的にムラサキウニは棘を短く切ってから実験を行いますが、殺さないので棘は切らず、口器も取りません(大きい個体の場合は棘を切ります)。
【 内 容 】
- フラスコなど(上にウニが乗るサイズ)を海水で満たす
- シャーレに海水を少量入れる
- ウニにアセチルコリンを注射して口が上になるように(2)の上に置く
- 精子(白色)が出たらそのまま
- 卵(黄色)が出たら、すぐさま(1)の上に口が上になるように置く
- 精子を観察する
- 未受精卵を観察する
- 観察している未受精卵が入っている水滴に、つまようじの先に精子を付けて混ぜ入れる
- 受精を観察する
受精膜が上がる様子、卵割(1時間半くらいで2細胞期)を観察し、その後はポケット飼育セットとして持ち帰り、自宅で観察を続けてください。
【ポケット飼育セット】¥1200(税込1320) >>ご注文
4腕プルテウスになったら、キートセラス(餌)を与えてください。
1週間経過したら、新しい容器を用意して、上澄みを半分注ぎ、新しい海水で満たしてください。
前の容器にも海水を入れます。
1~2週間に1度、このように希釈します。
基本的に一番新しい容器がメイン容器となりますが、バックアップとして古い容器もそのまま維持してください。
約1か月後にウニに変態します。
変態誘導、稚ウニの飼育については、きらら舎生物部にご参加の上、継続してください。
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