4 Comments

 

<<【海と日本PROJECT】ウニ教材提供イベントについて

 

「海と日本PROJECT」 全国一斉ウニの発生体験 2023年夏 は「タコノマクラ」です。

 

サポート用Facebookグループ

 >>海★UN Iプロジェクトサポート部

 


2023年8月5日(土)13:00~14:30

「海と日本PROJECT」 全国一斉ウニの発生体験とは別のイベントですが、「海と日本PROJECT」の一環として開催されている「お茶大-海のジュニアティーチャー養成講座」というものがあります。

第三回目の今回はタコノマクラ、ムラサキウニを使った発生実験の体験ですが、早々に定員に達したため、二次拠点としてカフェで実験を行うことになりました。

お茶大のほうでご予約できなかった方優先で、お席を用意していますが、立ち見も可能です。

タコノマクラは少量なことと、難易度が高いため、7月の実験に参加された方のリベンジとして受精卵を差し上げます。容器をご持参ください。ご持参されなかった場合は、タレびんに入れてお渡しします。新しい培養フラスコのご購入も可能です。

ムラサキウニは放精放卵から実験を行います。

通常は殺さないで済むアセチルコリンでの実験を行っているのですが、大きなムラサキウニは水槽で飼育することが難しいこと、実験で刺を切る必要があること、アリストテレスのランタン(口器)を見せたいため、口器をはずしてKClでの実験とします。

ウニ殻は希望者に差し上げます。骨格標本の作り方も当日説明しますので、作ってみてください。

立ち見の方でも飼育に挑戦してみたい方は、お申し出ください。

なお、8月5日・6日のカフェの営業時間中であれば、受精卵のお渡しをします。ご希望される方は、ご連絡の上ご来店ください。


 

2023年7月19日(水)14:00~16:00

 

カフェにて第一回実験を行いました。

タコノマクラは昨年に続き、2回目です。貴重なウニなのでお茶大のこのプロジェクトでないとなかなか体験ができません。
しかし、難しい!
昨日はまず4番とナンバリングされた卵を観察しました。崩れている卵も多く、正常に見えるものは8割といったところ。輸送に弱いためだと思います。
精子は元気でした。
媒性してから、他のウニであれば数分で受精膜があがるのを観察できるのですが、今回はなかなか見えませんでした。崩れてしまったように見えるものも多く、失敗か・・・・・というムードが漂い始めた頃、卵割が確認できました。
室温は25℃。
お茶大二次拠点活動/きらら舎
参加者の方には受精卵をお持ち帰りいただきました。
みなさんには250mの培養フラスコで受精卵を渡しました。
ベントキャップなので空気の出入はできています。外からルーペなどで観察するのもしやすい容器です。
育て方はFaceBookグループに書いていきます。
ここには発生報告を書いていきます。

 

【リモート参加】

リモート参加の方のzoomがうまくファイル共有できなかったので、再度録画したものを個別にURL送りました。

送った内容物の取り扱いや育て方はFaceBookグループをご参照ください。

>>海★UN Iプロジェクトサポート部

 

実験時刻 7月22日(土) 14:30~ 博物ふぇす会場にて

 

また、7月22日(土)(と、23日(日))は博物ふぇすなので、受精実験を博物ふぇすブースにて行います。ただし、タコノマクラの未受精卵は保管可能期間が短いので、受精がうまくいくかどうかは微妙です。

ブースは見学できる人数が少ないので、必ず、ご予約をしてください。
予約された方を前列にします。後ろに並んだ場合は主催側から注意される可能性があります。

当日は未受精卵と精子を観察します。その後、媒性します。今年の卵は受精膜があまりよく見えないので、受精確認は難しいのですが、先に受精させたものの発生は進んでいるので、受精卵は一応お渡しします。

さらに、前日に受精させて発生が進んだものもお渡しします。

通常は250ml容器で渡しますが、ここでは60ml容器2つでのお渡しとなります。

 

>>ご予約

 

 

生体代が無料(価格は容器・海水・餌代です)なのは、お茶大のイベントのためです。レポートは必ず提出してください。

後日、お茶大のリモート報告会にもご参加いただけます。

 


 

受精実験の内容

タコノマクラは受精実験で使われることの多いバフンウニやムラサキウニより卵黄が少ないので透明度が高く観察しやすいです。

割球もくっきりきれいに分離するので、16細胞期(第4卵割)に動物極側に8個の中割球、植物極側に大割球4個と小割球4個あることを観察しましょう。

 

お茶大二次拠点活動/きらら舎

お茶大二次拠点活動/きらら舎

お茶大二次拠点活動/きらら舎

お茶大二次拠点活動/きらら舎

お茶大二次拠点活動/きらら舎

レポート提出について

(1) 実験当日にアンケートにお答えください。リモートやイベント参加の方は確定メールに書いておくるアンケートにお答えください。

(2) 全滅したら、あるいは、ウニに変態したら以下をお送りください。

・どこまで育てられたか(孵化しなかった、4腕、6腕、8腕、ウニなど)

・感想(むずかしかったこと、楽しかったこと、驚いたことなど)

・また参加したいですか?

・地球の海について考えたこと(当日説明します)

・命について考えたこと

・撮影した写真があれば、送ってください

 

About the Author

かよこ さとう ()

Website: https://kirara-sha.com/

4 Replies to “お茶大ウニプロジェクト2023年夏”

  1. はじめてとなるのですが、
    可能であれば参加させてください。
    よろしくお願いします。

    1. マツバさま

      ご連絡ありがとうございます。
      小さな店なので、入店者数に制限があります。以下よりご予約ください。
      https://kirara-sha.net/?pid=134220224

      平日なのですが、お茶大から届く日がこの日なので。
      冬のウニと違って夏のウニは保管可能期間が短く、温度もシビアなので、到着直後にまずは実験を行います。

  2. ご対応ありがとうございます。マツバです。
    ちょっと検討したのですが、7/19は難しそうでしたので
    下記の方にお邪魔させていただこうと考えています。
     実験時刻 7月22日(土) 14:00~ 博物ふぇす会場にて
    可能でしたら持ち帰って育ててみようと思います!
    (全くの興味本位の素人なので可能でしたらで構いません。。)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です