本日、ビスマス鍋リモートを行いました。
相変わらずバタバタで、失礼しました。
今日はまず、先日検証して大きな結晶を作る秘訣がわかった(と思う)ので、それを再現してみました。
足場(酸化ビスマス)が厚いといくつもの結晶が同じ足場から育ってしまい、結果的に巨大な集合結晶になる・・・・・ので、先に酸化ビスマスを除去(灰汁取り)しました。
それでも表面は常に空気に触れて酸化膜ができているので、それを足場にして結晶ができます。
zoom録画からのカットなのであまりきれいな映像ではありませんが、溶かし始めたところ。
結晶ができ始めると表面の酸化ビスマスに皺がよってきます。
大き目な結晶がいくつか取れました。
その後、足場についての説明をしました。
これは前回のもの。
足場も結構きれいで酸化ビスマス色ではないのですが、足場は厚かった・・・・・と裏側(鍋の表面だったほう)を見せているところ。
足場からいくつかの結晶が育っているんだけれど。足場が大きく育っていてそこから生えていて大きな群体になったという説明をしているところ。
今回は、その後銀色にして、陽極被膜で酸化膜を再生しました。
まず、空気と触れ合うことでできた酸化膜のある結晶を、強い酸に入れると、酸化膜は一瞬で除去されてしまいます。
しかし、そのまま数日放置すると、表面に残っている強い酸によって表面が酸化されてやがて全体が酸化ビスマスに覆われて、光沢を失ってしまいます(それはそれで面白い廃墟感がありますが)。
空気との反応でできた酸化膜を除去した後、弱い酸に浸して陽極にビスマスをつないで電気を流します。
しかし、今回、電解質の酸が強すぎたので、あっという間に表面が酸化されて酸化ビスマス色になってしまいました。
気を取り直して、酸を薄くしてやり直しました。
以下、zoom録画だとあまりきれいな写真ではないので、撮影しなおしたものです。
酸化膜を除去
通電!
虹色になりました!!
さっき取れた結晶。
酸化膜除去
セット!
虹色になりました。
今後は、電解質の酸性度や、電圧、時間で、色がどのように違ってくるのかを検証し、より好きな色が出せるようにしていきたいと思います。
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