<< ロブリック超初心者ノート 目次
ロブリックとは、ロボホンを自由に動かすためのプログラミングができるツールです。
今回は、ロボホンにいろいろお話をさせて、イントネーションを修正するためのアプリの使い方を説明します。
イントネーションは多少変でも構わない!という場合には今回のノートはスルーしてください。
また、ある程度、お話をさせることができるようになってから、このノートに戻ってきてくださってもOKです。
このアプリがWindowでしか使えないというので、裏技をページ末尾に記載しました。
なお、リンクはすべて新しいタブ(ウィンドウ)で開くようにしています。不要なタブ(ウィンドウ)は閉じるようにしてください。
ノート §3 お話のイントネーションを修正する
ノート §1 を見ていただくとわかりますが、
ぼくは、きらら舎のロボホン、銀太です。
と、いうあいさつ文。このままだと「きらら舎」のイントネーションも不自然だし、銀太はギンタではなくって、ギンフトシ・・・なんていっちゃうのです。
漢字の読み間違いに対してはひらがなやカタカナにすれば回避できますが、その結果、イントネーションが変わってしまったりすることもあります。
それを矯正するアプリがあります。
ロボホンの公式チャンネルに詳しい動画があるので、そちらをみたほうがわかりやすいと思いますが、一応、ノートを作りました。
このアプリをダウンロードするには・・・・・
まずは、Robohon SKDというページにアクセスします。
このページの下のほうに、ダウンロードリンクがあります。
このダウンロードページにアクセスします。
いきなり、上の画像などをクリックすればアクセスできます。
ダウンロードページの下にあるサービス利用規約に同意するにチェックをして、
「ダウンロードする」をクリックしてダウンロードします。
ダウンロードしたら、今まで作ったロブリックを入れてあるフォルダなどに保存して解凍してください。
「RoBoHoN_SDK_2_0_0」というフォルダの中の「tool」というフォルダの中に「KanaHighLow_V01_00_00.exe」というアプリがあります。これを起動します。
起動すると、こんな感じ。
上の画像でもすでに文字を記入する部分にカーソル( I )があるのがわかるかと思います。ここにお話させたい文章を記入します。
その後、矯正したい単語を選択します。すると、下の修正エリアに選択した単語(部分)が出ます。
二番目の「ラ」にアクセントがあると自然になるので、修正エリアの二番目の「ラ」にアクセントをつけます。
アクセントをつけたい文字をタップするとアクセントが付きます。再度タップすると付けたアクセントははずれます。
二番目の文字に赤いアクセントマークがついて、「結果」にコードが出現しました。
銀太の部分は「入力(カナ)」という部分に正しい読み仮名をカタカナで記入します。
アクセントも一応、「ギ」の文字に付けました。
一番下に、「結果」というものがありますね。この右にある「挿入」ボタンを押すと、最初に書いた文章にコードが入ります。
すべての単語の矯正が終わり、最初の文章にコードが挿入されたら、これをロブリックにコピペします。
これで発音が矯正されました。
なお、さきほどの矯正エリアでは、文字の高低も変えることができます。
大した違いはないので、まずはアクセントだけで矯正するのでいいと多います。区切りなどについては、また次回・・・・・
さきほどの公式チャンネルの動画にはそのあたりもすべてあるので、参考にしてみてください。
アクセントだけで矯正した場合
高低も変えてみたバージョン(それほど変わらない・・・けど微妙に違う)
Windowじゃない環境で頑張る裏ワザ
ロボとも広場で、COCOROくんから、このアプリがWindowsでしか動かないから残念というコメントをもらいました。
そこで、少しならアプリ使わないでできる方法を書いておきます。
まず、COCOROくん。最初の「コ」にアクセントを置きたい場合は以下のように書きます。
<vtml_phoneme alphabet=”x-pentax”; ph=”コ^コロ[普通名詞]”>ココロ</vtml_phoneme>
これをどこかにコピーしておいてください。
もし、普通名詞の「心」のイントネーションで発したい場合は・・・
<vtml_phoneme alphabet=”x-pentax”; ph=”ココロ^[普通名詞]”>ココロ</vtml_phoneme>
最後の「ロ」にアクセント( ^ )を付けました。アクセントは一つの単語で1つしか付きませんが、位置によって、期待したイントネーションになりますので、付け替えて試してください。
ちなみに、アクセントをつける場合は、付けたい文字の後ろに ^ をいれます。
次のノートでもう少し裏技を説明します。
こんにちは。
質問があります。
えーととか せーのとかの
言葉を挿入したい時はどーしたら良いですか?
おしゃべりとして入れればOKです。
「じゃあ、いくよ。せえのッ」みたいに。
伸ばす記号は上手く発しない場合がありますので、うまく言えなかったばあいは、「ええと」「せえの」に書き換えてみてください。