きらら舎屋上実験室の庭。
吹きっさらしなので地上より過酷な冬でした。
落葉樹はみな葉を落とし、あるいは枝もなくなり、枯れたような棒が林立していました。
目の前に立つ、神社の欅が褐色の芽を吹き、やがて日に日に萌えて若草色の葉を広げていくのに合わせて、実験室の庭の「棒」たちの先に芽ができ、あるいは「棒」の横から小さな葉が出てきました。
ヒゴスミレ。香りの高い菫です。
ウスベニヒゴ。ヒラツカスミレという別名もあります。
ヒゴスミレの仲間で、これも香が高いです。
ネモフィラ。種から育てたほう。
ドライ用。
ライラックも咲きました。
これは夏には避暑が必要です。
オダマキ。
冬の間は紫色に葉が変色し、地上のべったりとなっていた西洋たんぽぽですが、気温の上昇に合わせて、活力剤(肥料ではない)を与えていたら、一気に蕾が付きました。
これはまだ早朝なので開いていませんが、10時過ぎには一斉に開きます(たんぽぽは少し朝寝坊です)。
枯れたようになっていた香草も若い葉を広げ始め、絶対に枯れたと思ったチャイブも新しい葉を伸ばし、蕾が付きました。
数日で開花しそうです。
ミントも美味しそうに復活しました。
タイムも開花。
ハゴロモジャスミン。
エニシダも春の香。
ヒメウツギも開花。
クリスマスローズたちは他の植物が冬眠している間も咲いていた花。
受粉させたので、種ができています。
破裂する前に袋をかぶせます。
スノードロップも冬の庭で咲いてくれていた植物。
屋上にやってくる鳩や雀に球根を掘り出されてしまったものもありますが。それから逃れて、第二弾を咲かせました。
第二弾はなんと、俯かずに天を仰いでいます。
寒い時期から咲いていたスノーフレーク。
こちらはちゃんと俯いています。
ワイルドストロベリーも花が咲きました。
実験室の庭の植物たちについては、今の怒涛の忙しさが一段落したら1種づつ紹介したいと思います。
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