湖南省の蛍石。

青い蛍石の中ではイリノイ州産に次いで、ここのものが一番好きなのですが、「イリノイの青」というと、だいたい想像はつきます。

インクブルーから淡い水色の間で、色の濃さが違っていて、結晶は立方体。黄色や紫が入っているものがあるかな・・・・・という感じです。

しかし、湖南省の青色蛍石というと、結構たくさんのバリエーションがあります。

一番人気は、ヤオガンシャンのブルーでしょうか。

個人的には窓のある青い蛍石が一番好きです。

 

今回は、すべて湖南省なのですが、いろいろなものをアップしました。

窓付きは価格が高騰しているため、これでもほぼ原価で、それでも他より少し安かったので2つだけ仕入れました。

だいたいは100ドルを下りません。

窓付きはクレジット等の決済ができるように、きらら舎BASE店にアップしています。

きらら舎にアップした分は同じカートにまとめてあるので、個別指定で選んでください。

＞＞ご注文（きらら舎二号館）

 

 

1A

ゾーニングが面白い結晶です。

表面の凹凸が昭和の窓ガラスのようで味わいがあります。

「青い」というよりは紫色ですが、とりあえず、今回は一緒にしました。

 

 

1B

これも青色というよりは紫色。

ちょうどナミビアのOkorusu鉱山の蛍石にも似ています。

表と裏で雰囲気が異なります。

ちょっと変わった標本です。

 

 

1C

 

Bの標本がナミビア産っぽいとしたら、これはビンガム産っぽいですね。

違いは表面のレリーフ模様でしょうか。あとは、どことなく漂う雰囲気もちょっと違うのです。

きれいな立方体結晶です。

 

 

1D

蛍石部分はA、Bの標本と似た感じ。

金属鉱物が共存していて、水晶も生えています。

よく観察すると面白いと思います。

 

 

1E

劈開面のある欠片。

八面体に割ってみてもよいかもしれません。

 

 

 

1F

窓付き（2つ付）なのでBASE店にアップします。

窓と呼ぶ部分は、四角い部分が奥に続いていて、そこだけ特に青く、その縁に少し淡い縁があります。窓の表面は劈開面のように（劈開面ではありませんが）平らでつるつるです。

そして、その窓を囲むように窓枠と呼んでいるレリーフのような凹凸があるのが特徴です。

 

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1G

もう少しハイランクだと切り株のような形の結晶ですが、クラッシュソーダゼリーみたいな標本です。透明感はあって美味しそうです。

 

1H

窓は一つですが、欠けがない大きな窓です。

 

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