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蛍石が好きという方は多いです。

蛍石は世界中で産出され、産地による個性もあります。

多くは立方体結晶で、八面体に結晶するものにはピンク色が多いとか。

八面体劈開片は、イリノイ州産とビンガム産が二大巨匠でしょうか。両方とも、新しく入荷ができなくなっています。昔はイリノイ州産のほうがビンガム産より価格が高く、イリノイ州産の八面体にビンガム産が混ざっていたりしました。

その後、ブランチャード鉱山の濃い青色の蛍石が人気となり、今では双峰という感じです。

最近では八面体劈開片は、中国のものが主流になっています。コロナ前に比べると、円安も手伝って価格は高騰しちゃってますが、イリノイ州産やビンガム産に比べればお手軽価格です。

実は中国産の八面体は、昔は劈開片じゃなかったんです。中国人が得意とする彫刻技術を考えれば割って歪なままでは許せなかったのかもしれません。きれいに研磨整形された八面体でした。

イリノイ州産のものでも時々あります。ポリッシュと呼ばれています。

 

蛍石はいろいろな産地があるとはいえ、八面体はやっぱりイリノイ州産!!というイリノイ州産LOVEな方にも多く会います。

イリノイ州産八面体蛍石劈開片の話をする時用に持っていたうちの一部を今回、そんなLOVEな方へお裾分けすることにしました。

 

イリノイ州産蛍石/きらら舎

 

全部で47.1gあります。

 

イリノイ州産蛍石/きらら舎

八面体割り途中です。

イリノイ州産蛍石/きらら舎

あと一工程ですね。どこを割ればいいかわかりやすい欠片です。ぜひ、劈開に沿って割ると気持ちよく割れるのを実感してみてください。

イリノイ州産蛍石/きらら舎

黄色と並んで、オールドコレクションカラーとして人気な色です。これを放出したので、セール中、売れなかった場合は販売中止にする予定です。

 

イリノイ州産蛍石/きらら舎

さきほどの青よりは薄いですが、それでも大き目で濃い目水色は希少です。

 

イリノイ州産蛍石/きらら舎

イリノイ州産蛍石/きらら舎

これは大きな八面体の中に山脈というか、針葉樹というか、三角屋根というか・・・・・風景のあるものです。

光に翳しながら、閉ざされた空間の景色をお楽しみください。

 

1月2日午後5時に販売開始します!

 

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かよこ さとう ()

Website: https://kirara-sha.com/

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