中国産八面体蛍石。
海色森色と名付けてるものです。
紫色、青色、水色、緑色・・・・・
それらが混ざり合って不思議なニュアンスとなっています。
八面体は劈開片。つまり劈開を利用して割ったものです。
30年ほど前、中国産八面体はもっぱら研磨整形されたものでした。
ポリッシュと呼ばれているものです。
その後、ポリッシュより劈開片のほうが売れるのか、楽なのか、劈開片が多く出回るようになりました。
しかし、大きな八面体を作るには大きな塊が必要です。さらに大きな塊は全体が透明でクラックがないというようなものは存在しません。
そのため、大きな八面体は数が少なく、あまりきれいなものがないのです。
それでも他の産地に比べて、とても安いので、整形したり、逆に、このクラックを利用してチップを作り、そこから小さな八面体をたくさん作るのも楽しいと思います。
小さな八面体であれば、透明できれいなものを作ることができます(クラックを避けて作ることができるからです)。
まずは5つだけ、撮影しました。
残りは断捨離セールの間はカフェでも販売しています。どのクラックを利用してどう割っていくか、など、おたずねいただければレクチャーします。
カフェではグラム55円と撮影してアップする手間分、安くなっています。
10A 56.22g
10B 50.29g
10C 54.60g
10D 17.34g
10E 16.19g
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