きらら舎では少し前から、中国産の八面体蛍石「海色森色」というものを販売しています。
浙江省金華市産の蛍石です。
びんに入れたものを撮影すると、ビンガム産蛍石にそっくりな色に見えますが、机の上に置いて角度を変えて眺めると緑がかってみえます(ものによって青寄り、緑寄りなものもあります)。
原因は不思議な色の重なりのせい。
つまり一かけらの石でも部分によって青だったり緑だったり、時々紫がかっていたりするので、見る角度や光の入り具合でいろいろな色に見えるのです。
青(海色)が強い欠片はビンガム蛍石とそっくりです。
緑がかっていない青色はほんの少しですが、価格が高いです。
Jinhua City, 金華市
Zhejiang Prov., 浙江省
China
今回はクラックが多めな塊です。
それでもモノによっては真っすぐなクラックが入っているので、それを手掛かりに小さな八面体を作れそうです。
細かいクラックがたくさん入っていたものをハンマーで叩き割ってみました。
大き目な欠片は八面体割りにしたり、細かいものは小壜に入れて並べると可愛いかも!
貝殻やウニ殻をデコったり、アクセサリーの台に接着したり、レジンで固めたり、ジオラマに使ったり・・・欠片もいろいろ楽しめます。
1A 55.4g
海色(青系)です。小さな八面体を量産するか、このまま飾っておくか・・・・・
1B 62.5g
海色と森色の中間といった色合いです。細かいクラックはあまりないので、このまま飾ってもいいし、磨いてみてもいいかも。
半分くらいのサイズに割って遊んでみたり・・・
1C 131.9g
海色が強い色味。クラックが細かいです。ただし、結構真っすぐに入っているので、その部分だけ砕いて細かくして、小さな八面体を作れそうです。
1D 85.3g
いかにも割ってくださいというクラックが入ってますね。
ただ、他の部分のクラックは真っすぐではないので、八面体割りは難しそうです。
チャレンジするなら、できるだけ真っすぐなクラック部分を利用してください。
1E 110.8g
クラックは少な目。真っすぐ平行して入っている部分が利用できそうです。
1F 60.2g
小さめを3つセットしました。
磨いてみたり、いろいろ遊んでみてください。
1G 42.9g
クラックは真っすぐな部分が多いので、八面体割りには適しています。
1H 83.1g
段々畑みたいになっています。
つまりはこの段々の厚さに割れやすいということで、八面体はこのサイズで作ればうまく作れそうです・・・小さいものになりますが。
きらら舎二号館でも海色森色蛍石はいろいろな仕様で販売していますが、今回はBASE店にて販売します。
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