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【バナジン鉛鉱(褐鉛鉱)/Vanadinite】

Pb5(VO4)3Cl

六方晶系 両錘型

バナジン酸鉱物

バナジン鉛鉱は燐灰石(アパタイト)グループの鉱物で、バナジウムを主成分としています。バナジウム鉱石でもあります。
マグマから生まれる鉱物ではなく、鉛鉱物の乾燥帯で産する二次鉱物です。

ミメット鉱にそっくりなものも多く、実際に外観だけでなく、構造においても似ていて、部分的に置換されることもあります。
バナジン鉛鉱とミメット鉱の中間の鉱物は砒素バナジン鉛鉱と呼ばれます。

1801年にスペインの鉱物学者アンドレス・マヌエル・デル・リオによってメキシコで発見されました。しかし、新産鉱物であると特定できないまま、1830年、ニルス・ガブリエル・セフストレームがこの鉱物から新元素を発見し、バナジウムと名付けました。

今回の標本はモロッコのミブラデン産(Mibladen, Atlas Mountains, Khenifra Province, Morocco)。

美しい標本が採れることで有名な産地です。

母岩は重晶石で、白い貝殻のようで、そこにキラキラと光るつややかな六角形をしたオレンジの結晶が美しい標本です。

 

 

 

 

 

 

Categories: 第壱標本室

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