通常は土曜日のみの営業ですが、12月2日(土)は予定があるため、振替営業で、今回は12月3日(日)の営業日となります。
13:00と15:00はまったりカフェをお楽しみいただくのでも、総合型選抜のレポート添削のご相談(時々、お願いされるので)、ビスマス被膜除去・再生のワークショップなどもご予約時に備考欄にお書きいただければ可能です。
前日のイノアクのお話もできるかと思います。
17:00からのCafeScholeはちょうど、鉢虫綱・旗口クラゲ目のエフィラの季節なので急遽「クラゲの日」となりました。
アマクラクラゲのエフィラ、アカクラゲのエフィラ・・・は先日出たものが、生存&成長していればお見せできます。
メインはミズクラゲです。ストロビラの状態で販売もしています(タイミングがあえば)。
1時と3時のご予約でも観察はできます。ご購入は5時の回のみです。
1時と3時の回ではビスマスの被膜除去や被膜再生、エアリースパイラルの観察などもできます。
ストロビラとはまるっこかったポリプが伸びて何匹ものクラゲを出す準備を始めたものの呼び名です。日本語だと横分体といいます。
ポリプがストロビラになることをストロビレーションといいます。日本語だと横分体形成です。
すでにエフィラが出ているものについては希望されれば販売しますが、ストロビラの販売は基本的には拍動前のものです(上の写真は拍動前のストロビラです)。
詳細は当日お話しするほか、現在無料配布している「クラゲ*プラント月報 November」をご参照ください。
ストロビラをお迎えすると・・・
数日内で赤く色づいてきて、
全体が拍動を始め、
先のエフィラから順番に遊離して泳ぎだします。
予めエフィラ用の容器を用意しておきます(以下「エフィラの飼育」参照)。
予め用意しておくもの・やっておくこと
用意しておくもの
・エアレーション用のエアポンプ、チューブ、(ストロー)
・餌
・海水の素
・エフィラ飼育容器。
ストローは差し上げます。
やること/海水の素を作る
海水の素はキッチンスケールで60g量って、2Lのペットボトルに入れて、水道水を満たします。フタをしめてシェイクして溶かします。
カルキ抜きのためにフタは開けておき、時々、フタを閉めてシェイクします。
一晩おいて(その間に何度かシェイクして)、溶け残りがなくなったら使えます。
やること/餌の準備
小さなタッパ(名刺サイズくらいでOK)にブラインシュリンプエッグを耳かきすりきり1杯(またはコンビニのコーヒーマドラーにすりきり半分)を入れて、海水で満たし、フタをしてよく混ぜます。
これを温かい場所(LEDライトの直下とか)に置いて孵化させます。
エフィラの飼育
とりあえず・・・・・では円柱のペットボトルを半分に切ったものを使います。
円形のペットボトルを真ん中で切断して上下に分けます。
下部分に上部分をキャップをしたまま逆さまにして差し込みます。
上部分に海水を入れます。
エアレーションのストローの先(以下参照)をキャップ部分に着くように差し込みます。1秒間に4~5粒の泡がぷくぷくとでるように調整します。
泡の調整はポンプに、まず分岐をつけて、それらを開閉して行います。
確実に飼育するには、ハリオジャンピングティーポットが有効です。
上記画像のリンクはAMAZONですが、お届け日が先なので、同じ商品をどこかで探してみてください。
ホームセンターでもよくみかけます。
入手したら、このフタの真ん中を先の尖ったカッターやはさみなどでぐりぐりして穴を開けます。
そこにストロー付きのチューブを差し込みます。
ストロビラで購入された方は、エフィラが遊離したらエフィラ用の容器にスポイトでエフィラを移します。エフィラができるとポリプだけが残りますが、ポリプはそのままクリームケースで飼育ができます。
ポリプとエフィラには毎日給餌します。ポリプは週一でもかまいませんが、エフィラを出して小さくなっているので、当面は毎日あげましょう。
ポリプにはクリームケースにブラインを少量(1体に5匹くらい)入れます。エフィラは飼育水を他の容器に1/3~半分ほど移し、これにエフィラをスポイトで入れて、給餌します。食堂というわけです。
ポリプは4~6時間後(多少遅れても問題ありません)に全部の水を捨てて新しい水を入れます。ポリプがはずれてしまったら、はずれたポリプも戻します。はずれたポリプを流さないように一旦別の容器に水を捨てるとよいです。
毎日給餌と書きましたが、水換えができない日には給餌をしなくて大丈夫です。給餌した後に水換えができないほうがNGです。
ブラインシュリンプは基本は濾して洗ってから与えるのですが、少量なので、小さなタッパで孵化させて、角に集まっているものを、できるだけ水が入らないように吸い取ってそのまま与えても大丈夫です。
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