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7月末に発行の新刊で古い柱時計をリメイクして水槽を作りました。

掲載する写真の撮影をするために実際に生き物を入れようと思い、魚ではなくてもかまわなかったのですが、せっかくなら水で満たしたかったのでベタを買いました。

 

 

基本的にはペットショップで生き物を買うことはほとんどないのですが、止水でも飼育できるベタは時計水槽にはぴったりで写真的にも映えるので撮影日前日に買いに行きました。
・・・とは言え、自分がメジャーなベタを飼うことになるとはこれまで思いもしませんでしたが。

撮影が終わってからはそのまま飼育していたのですが、今まで魚を止水で飼ったことがなかったのでちょっと心配で、別の小さな水槽に移しました。
水槽にはスポンジフィルタを付けました。

でも、時計水槽の止水のほうがよかったのです。
数日して180度に広がっていた素敵な尾が切れてしまいました。
小さな三角形が3回にわけて落ちてしまいスポンジフィルタは撤去しました。

その後脱落した尾の部分には小さな尾が再生してきました。

数日後、水換えをしようとおもったところ水面にたくさんの泡があることに気づきました。
ネットで調べたら泡巣というものでした。
つまり成熟したオスが自分の家を建てちゃった感じです。
健気にせっせと作っているのでお嫁さんを連れてきました。

オスの水槽の横に別の小さな水槽に入れたメスを置いておきました。
昔、小鳥を飼っていた頃にやっていたお見合い方式です。

オスは興味深々のようだったので翌日、メスをオスの水槽に入れました。
でも数日はお互いに無視。

オスがメスを攻撃するというケースもあるようなので、無視してるならまだ平和だと思いそのままにしておきました。

やがて、オスがメスのところまで行ってみるようになりました。
しかし、近くまで行くのですが、途中で引き返します。
話しかけたいけれど、話せない感じ。

見た目は迫力もあって、フレアリングもよくしていたベタくんですが、女子には弱気なようです。

1日後、オスのベタくんがメスに近づいていきました。

 

そして抱きかかえるようにして交尾。

卵が落ちてきます。

この段階でメスは気絶しています。

落ちてゆく卵をオスは慌てて拾いに行きます。

メスは気絶したまま浮いていきます。
しばらく死んじゃったみたいによじれたまま浮かんでいますが、やがて、復活します。

ところで、オスのベタくん。

餌をあげると水面にある場合は食べるのです。
落ちてゆくのも少しは追いかけて食べるのですが、途中でやめてしまいます。
下まで落ちた餌は拾って食べないんです。

メスはちゃんと落ちた餌も拾って食べます。

オス・・・なんか感じ悪いわあ・・・・

と、思っていたら、落ちた卵はちゃんと拾うのです。

食べちゃったのかなあとも思ったのですが、いくつか拾って口に入れて泡巣に運んでいるようです。

その後、ベタの繁殖をネットで調べたところ、結構、メスが命落とすことがあるようで、壮絶でした。

我が家の紅ちゃん(べに:メスに名前をつけました)は攻撃されることもなく、交尾を終えた後は早めに別の水槽に移しました。
オス(名前はまだない)は献身的に卵の世話をしています。

受精から1日半後。
卵をスマホ顕微鏡で撮影してみました。

透過しているのでヨークサックが黒く見えますが、肉眼では全体的に白っぽいです。
まだ眼は黒くありません。

数時間後、眼が少し黒くなってきました。

卵の中でくるくると回るようになり、卵の形も歪んできました。

そして孵化。
交尾からちょうど2日経過です。

水面の泡巣にうまれた稚魚が上向きでぶら下がっています。

時々落下します。
落下してくのをベタオスは回収します。

落ちてゆく子供を追っかけて加えて、また泡巣までもどします。そして身を翻してまた回収に向かう。

が!

ヒレが優雅なので、身を翻す時の水流で他の子が落ちる・・・・・

拾う、戻す。落ちる・・・・

罰ゲームのようです。

卵をスマホ顕微鏡で見た時もかなり微生物がいましたが、水槽の壁にも何かついています。

ベアタンクですが、微生物はいっぱいいそうです。
卵の時からスマホ顕微鏡ではかなりの微生物を確認していましたが、水槽の壁面にストロンみたいなものが・・・・・ヒドラっぽいのは駆除・・・・・で、ヒドラ飼育びんへ。

しかし、落下してもすぐにちょろちょろと水面に戻れる子供や

下まで落下しても頑張って浮上する強者もいます。

すでに体力差があるのですね。色も結構違うし。


孵化から3日目。
ベタ父さんに疲れが見えてきたので、役目終了。
他の水槽に移します。

Categories: 生物室

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