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【ミカヅキモ/三日月藻】
学名:Closterium Nitzsch ex Ralfs, 1848

 

 

ミカヅキモは、淡水に棲む接合藻で、いろいろな種類がいますが、まとめてミカヅキモと呼ばれています。
その名は見た目どおり、三日月の形をしているのでそう名付けられましたが、実際には真っすぐな種類もいます。
学名はギリシア語の “klosterion” 「小さな紡錘」に因みます。

 

 

三日月の真ん中に細胞核があり、まずこれが2つに分裂します。
そして、細胞核があったところから分裂していきます。
2つの細胞核はそれぞれの真ん中へ移動し、細胞質も分断され、最終的に真ん中がくびれて2つに分かれます。

 

分裂は無性生殖ですが、水が少なくなると「接合」という有性生殖で丸い形が2つくっついた接合子というものを作ります。田んぼでは季節が終わると水を抜きますね。そこでは有性生殖が行われていると思われます。

また田植えの季節に田んぼに水が入れられると、2つくっついていた丸いもの(混ざり合わずにいた2つ)が1つになり、やがて2つの細胞になります。
生れたては丸っこい細胞が、次第に細長いミカヅキモの姿になっていきます。

 

上の写真は分裂というより、接合時の片割れみたいですが、環境も悪くないし(水はあるし)、分裂時に細胞質が偏っているのかもしれません。

 

ちなみに、さきっちょの透明な部分から粘液を出して周りの物にくっついたり、動き回ったりすることができます。容器の中では壁面にくっ付いているものも多くいます。

 

少しづつお分けしています。

 

Categories: 生物室

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