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【イカダモ/Scenedesmus】

淡水に棲む緑藻で、複数の細胞がイカダのように一列につながっているため、このような名前が付けられました。

 

最近、よく、理系の人間だと思われているようなのですが、きっちきちの文系人間です。

理科少年(理系男子)に憧れて、できるだけ会話についていきたいと知識を増やした文学少女が大人になった・・・・・

ただ、もともと理科は好きで、小学校の時には図書館の理科系の本は完璧に読破しました。

母親が娘の興味の対象に対して全く軌道修正をしなかったのと、理系に進まなかったことで、いろいろな興味の対象が趣味として楽しいまま残り、さらにわからないことがまだまだたくさんあることで興味と楽しさが継続しているわけです。

 

さて、微生物もその一つ。

ボルボックスが一番好きなのですが、その他アイドル微生物(有名な微生物)であるクンショウモやイカダモ、ゾウリムシ各種などはできるだけ純粋培養をしています。

今回はイカダモのお話。

イカダモはイカダのように細胞がいくつかつながっています。専門的に表現すると「定数群体を形成してしている」と、なります。

定数というのは

細胞数は 2n(n=0-5)で表されます。つまり偶数ってことです。ただし、n=0については2×0=0になってしまいますが、そういうわけではなく、群体を形成しない単細胞の個体です。

イカダモは、2つ以上の細胞がつながっていれば、その特徴的な形から、微生物に詳しくなくても「イカダモ!」ってわかります。

しかし、実際にはとても多くの種類があり、一番最初に「イカダモ」だと知った形以外のイカダモもたくさん存在します。さらに2000年にイカダモ属は改編されて、かつて「イカダモ」と呼ばれていたほとんどが、現在はイカダモ属ではなくなりました(デスモデスムス属に移動されました)。

イカダモの種類の同定は、その形からでは難しいそうです。

とりあえず、現在、イカダモというとイカダモ属(セネデスムス属/Scenedesmus )と
デスモデスムス属( Desmodesmus)を指しています。デスモデスムス属はイカダモ属じゃなくなったんだけど、イカダモってことでいいかねえ・・・・という感じ。

 

今日、イカダモの植え継ぎをしました。

コンタミせず、生きているかを調べるためにモバイル顕微鏡で観てみます(ボルボックスは肉眼や、容器の外からルーペで見ると、その形もわかりますが、イカダモは小さいのです)。

よりたくさん長くきれいにつながったのを発見すると、なんだかラッキーって気分です。

 

写真はデスモデスムス属。
詳細同定できないので、Desmodesmus sp.  とします。

 

Categories: 生物室

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