2022年9月26日 初稿
2023年7月10日 加筆(緑字)
虫は苦手なのですが、アリジゴクやナナフシ、ニジイロクワガタなどはいます。
アゲハの幼虫の救出などもしています。
2022年の春にうっかり買った、ギガンティアナナフシの卵。
以下、虫映像がありますので苦手な方はご注意ください。
6月23日。ちょうどスイカの種くらいの卵から、孵化しました。
あの小さな卵の中にどうやって入っていたのかと思うくらいに、孵化後は大きいです。・・・とはいえ、ギガンティアの名前とは程遠い、弱っちそうなチビたちです。
一か月経過。
ちょっとは大きくなったものの、まだまだギガンティアっぽくはありません。
その後、レモンリーフを食べ続け・・・・・
最近、急激に大きくなってきました。
9月3日
9月23日
翅が生えてきました。オスです。
尻の先に2つの突起があります。
日本のナナフシは単為生殖でメスだけで卵を産みます。ミジンコみたいな感じ。それでオスは珍しいとされていますが、きらら舎のギガンティアは有性生殖の卵から生まれたのでオスメスがいるようです。
翅はオスにだけ生えるみたいです。
メスのお尻には産卵管があります。
脱皮殻が立派だったので、標本にしてみました。
頭の後ろが割れていて、白い糸のようなものが付いています。
夏前に孵化し、夏を過ぎ秋になり、冬・・・かなり寒くなった晩秋に、ちょうどきらら舎の倉庫を引っ越ししたので、ギガンティアナナフシも倉庫に移動しました。
倉庫は暖房をしていないので、底には爬虫類用のヒーターを敷きました。
ずいぶん大きくなったので、飼育容器は衣装ケースになりました。
そして春をすぎ、孵化から1年以上経過して、オスはみんな死んでしまいましたが残った大きなメスが卵を産みました。
メスはまだまだ元気で、逃げようとするので(スピードはのろい)、すべては回収できませんでしたが、卵をいくつか拾うことができました。
孵化までは半年かかるはずですが、うっかり生まれた時のことを考慮し、タッパに湿らせたキッチンペーパーを敷いて冷暗所で保管することにします。
実験室は17~27℃なので、ここの引出しの中に入れておき、時々水分補給します。
GW頃に、窓辺のカーテン越しの光があたる場所に移動します。直射日光ではなくても若干容器内の温度があがるので孵化を促すようです。
現在産まれて1ヶ月ほどのギガンティアナナフシを2匹飼っていますが2匹とも尾部に2つの突起があります。この個体たちはオスでしょうか?
生後1ヶ月のこの段階でも雌雄判別ってできるもんなんでしょうか
メスだと産卵管なので小さくても(子供ナナフシでも)突起はなかったように思います。