ミズクラゲは関東近辺でもたくさん見かける上に、水上から卵・プラヌラを抱えているメスが判別できるので採集者さんに捕まえてもらうこともできます。
実際に、直達発生型のプラヌラは毎年入手し、きらら舎生物部で配布し、どういう条件でエフィラを出すのかなどを実験しています。
さらにミズクラゲのポリプは老化する気がするので、新しいDNAを毎年入手し、この「老化」についても検証してみたいと思っています。
これに対して、サカサクラゲやタコクラゲは温かい海のクラゲなので成熟個体を入手することが難しい上に、大きなクラゲは飼育できないので(可愛くないし)、ずいぶん前に入手したポリプを維持していました。
しかし、昨日届いたタコクラゲは、少し違っていました。
ミズクラゲのように、明らかなプラヌラはわからないものの、育児嚢じゃない????
そこで、底の水を採取して観察すると・・・・・
いました! プラヌラ!!
とても活発に泳いでいます。
ほとんどのプラヌラはクラゲと共に、シェアしてくださった方に引き渡しましたが、少しだけ採っておいたもの。
うまくポリプにできるといいのですが・・・・・
コメントを残す